プリントサーバー(バッファロー LPV4-TX1)とは何かを説明。設定手順を具体的に説明し、つながらない場合の対策方法を説明。
プリントサーバー(LPV4-TX1)とはコレだ! とわかるために
プリントサーバーの構成
- PCのパラレルポートに接続したプリンターが基本(プリントサーバーなし)。
【PC】—————————————————————————(パラレル)—–【プリンター】
- PCとプリンターとの間に、LAN(有線のみ)を使用して、プリントサーバーが入った構成が基本。
【PC】—————–(LAN)——————-【プリントサーバー】—–(パラレル)—–【プリンター】
- PCが無線ルーターやハブに繋がっていれば、複数のPCで使用できる
【複数のPC】))) 無線ルーター ——–【プリントサーバー】—–(パラレル)—–【プリンター】
【複数のPC】–——- ハブ –———––【プリントサーバー】—–(パラレル)—–【プリンター】
プリントサーバーの考え方 (データをカプセル化しているだけ)
- プリントサーバーがない場合には、
- PCからのデータ出力を、パラレルポートを通して、プリンタに渡していた
- プリントサーバーの考え方としては
- PCからのデータの出力が、パラレルポートからLAN端子に変わり、
- PCからのデータ自体は、「パラレルポートに流れていたデータ」をLANのTCPパケットに入れただけ
- プリントサーバーの仕事は、
- PCから受信したLANのパケットの中身から、「パラレルポートに流れていたデータ」を取り出して
- 配下のプリンタに渡しているだけ なんです。
ユーティリティは、2つ(ユーティリティーの位置付けは、理解しておこう)
- クイックセットアップ(LPV4プリント): 初期設定時に使用(PCにインストールして起動)
- PCにプリンタポートを追加する。 LPV4-TX1 設置・初期設定ガイド
- LPV4マネージャ :
- プリントサーバーのIPアドレスを設定する。
- LPV4ーTX1 ユーティリティーに、LPV4プリントもLPV4マネージャも含まれている。
プリントサーバーの設定手順
手順1)LPV4ーTX1 ユーティリティー(LPV4プリント、LPV4マネージャ)をダウンロードする
- LPV4ーTX1 ユーティリティーの中の、LPV4プリントとLPV4マネージャを入手する。
- LPV4-TX1 ユーティリティーのダウンロード
- 「ソフトウェア使用許諾に同意する」チェックして、ダウンロードしてexe実行する。
- LPV4-TX1 ユーティリティーのダウンロード
手順2)プリントサーバーに必要な設定は
- プリントサーバーのIPアドレスを設定すること(デフォルトは、DHCP自動取得)
- 固定IPアドレスを設定 or DHCPを使用してIPアドレスを自動取得
- IPアドレスの設定方法には2つの方法がある。 方法1)がお奨め。
- 方法1)LPV4マネージャを起動して設定する
- LPV4マネージャ起動時に、プリントサーバーを見つけて一覧表示してくれる
- LPV4マネージャ起動時に、プリントサーバーを見つけて一覧表示してくれる
- 方法2)プリントサーバーの設定画面から設定
- デフォルトの固定IPアドレスはないのでやっかい。(デフォルトは、DHCP自動取得)
- PCから「arp -a」で、プリントサーバーのMACアドレスからIPアドレスを知る
- 最悪の場合、プリントサーバーをどことも接続せずRESETして、PCを169.254.1.1(255.255.0.0)固定にして「arp -a」でIPアドレスを知る
- デフォルトの固定IPアドレスはないのでやっかい。(デフォルトは、DHCP自動取得)
- 方法1)LPV4マネージャを起動して設定する
手順3)PCで必要な設定は
- プリンタのドライバがインストールされていること(これは、プリンタメーカーの責任)
- プリンタポートの追加をすること (つまり、印刷用のデーターを、LAN側に送信すること)
- クイックセットアップ(LPV4プリント)で行なう