バッファローのWTR-M2133HS(独自メッシュ機能のトライバンド親機。子機を最大20台 接続可能)の設定方法やAirStation connect、設定時の注意点などを説明。
型番のあとの/Dや/Nは、販売ルートが異なるのみ。製品本体の仕様は全く同じ。
WTR-M2133HSの設定方法
推奨利用環境(接続台数と広さの目安)
- WTR-M2133HSに接続する端末の最大接続台数 : 15台~20台。
- 参考)親機WRM-D2133HP(デュアルバンド親機)の端末の最大接続台数 : 10台~15台
- 親機となるWTR-M2133HSが1台に対し、中継機 WEM-1266、WEM-1266WP は最大9台まで接続可能。
- 使用できる範囲は、親機単体ではそれほど広くない。
- WTR-M2133HSは、2LDKまで
- WTR-M2133HS+中継機WEM-1266WP(1台)は、3LDKまで。
- WTR-M2133HS+中継機WEM-1266WP(2台)は、4LDKまで。
WTR-M2133HS(トライバンド親機)の設定時の注意
- WTR-M2133HSの製品ページ
- 親機説明書(ユーザーマニュアル、セットアップガイド)「WTR-M2133HS ダウンロード」
- 「connectアプリ ヘルプ(PDF)」: connectアプリの画面
- 「ユーザーマニュアル」
- 「セットアップガイド」:セットアップ手順
- 注意)adminに対するログイン用パスワードが「password」でない(機器ごとに異なる)。
- 注意)SSIDは1つのみ。(引越機能を使用した場合には、旧ルーターのSSIDが増える)
- 親機WTR-M2133HSについてのFAQ
WTR-M2133HSの設定方法(2つの方法がある)
- 方法1)端末から暗号化キーを入力し、無線接続して設定(PCを有線接続でも可) ★この方法1がお奨め
- セットアップガイド「暗号化キーでの無線接続」(ページ50/92)
- AS設定画面からの設定が可能(手動設定も「インターネット@スタート」も可能)
- AS設定画面を開く方法には、3種類
- ブラウザ起動してIPアドレスを入力(192.168.11.1)
- PCでAS設定ツールを使用
- ユーザーマニュアル「スマホでアプリ(connect)を使用」(ページ34/189)
- AS設定画面を開く方法には、3種類
- 方法2)AOSS2で設定も可能(AOSS、WPSも可)
- AOSS2での無線接続し、AOSSアプリをインストールして設定 (ページ17/189)
- AOSSボタン押して「!AOSS-xxxx」につなげてAOSS2キー(3桁)入力し、
- ブラウザから http://86886.jp/set/ にアクセスして、アプリをインストールして設定
- または、[アンサーID:16390]iPhone/iPad(iOS)をAOSS2でインターネットに接続する方法 を参照
- または、[アンサーID: 16392]AndroidスマートフォンやタブレットをAOSS2でインターネットに接続する方法 を参照
- AOSS2での無線接続し、AOSSアプリをインストールして設定 (ページ17/189)
WTR-M2133HSの設定時の表示に注意
- 「接続はプライベートではありません」表示されたとき(ページ19/189)には、
- スマホ画面下部の「詳細を表示」をタップ
- 「このWEBサイトを閲覧」をタップ
- 「WEBサイトを閲覧」をタップ
- 「許可」をタップ
- 「インストール」をタップ
- 「サーバーの識別情報を検証できません」表示されたとき(手順10) には、
- 「続ける」をタップ
- 「許可」をタップ
- 「インストール」をタップ
ファームウェア更新
- ファームウェアはVer.3.00以降に更新してください。
Ver.3.00[2024/07/09] 【不具合修正】 ・楽天ひかり回線、クロスパス回線、transix回線および一部のPPPoE回線をお使いの場合、 インターネット@スタート(回線自動判別機能)でインターネット接続できないことがある問題を修正しました。 詳細は【こちら】を参照してください。 ・DNSリレー機能による端末からの名前解決ができなくなり、 インターネットにアクセスできなくなることがある問題を修正しました。 ・TCP通信によるDNSリクエストを正しく処理できず、ネットワークの応答が遅くなることがある問題を修正しました。 ・スマート引っ越し機能で以下の設定が保存されない問題を修正しました。 - PPPoEパススルー設定 - PPTPパススルー設定
Ver.2.98[2022/12/20] 【機能追加】 ・スマート引っ越しに対応しました。詳細は【こちら】を参照してください。 本商品は「設定アップロードのみ」に対応しています。 【不具合修正】 ・詳細設定画面の[ネット脅威ブロッカー]-[セキュリティー基本設定 コンテンツフィルターPlus]で、 「悪質サイトブロック・情報漏洩ブロック」を[使用する]に設定していた場合に発生していた下記問題を修正しました。 - 一部のサイトで通信が遅くなる - インターネットに一時的にアクセスできなくなる - 特定のアプリで通信がブロックされる ・キッズタイマーの「一時的な制限解除」を行った際に、 接続禁止に設定されている有線接続端末がインターネットに通信できてしまう問題を修正しました。 ・本商品にVPN接続した端末のコンテンツフィルターPlus設定が削除できない問題を修正しました。 ・Windowsパソコンでネットワーク上のコンピューター一覧を表示できなくなることがある問題を修正しました。 ・設定画面の[詳細設定]-[ステータス]-[ログ]で、ログ情報の一部が表示されない問題を修正しました。 ・対応していないフォーマット形式のUSBストレージを本商品に接続した際、 誤ったストレージ情報が表示される問題を修正しました。 ・SSIDおよび暗号化キーに、半角スペースや制限を超える文字数を登録しようとした場合、 必ず注意を表示するように修正しました。 半角スペースが含まれている場合、または文字数(SSID:32文字以内、暗号化キー:63文字以内)が多い場合、 AOSSで接続することはできません。 ・詳細設定画面の[Internet]-[IPアドレス取得方法]で、Internet@Startに設定している場合に、 インターネット接続できないことがある問題を修正しました。 ・設定画面から手動でポート変換設定を行ったポートに対して、LAN側接続端末からUPnPによるポート開放要求があると、 手動で設定したポート変換設定が使用できなくなる問題を修正しました。 ・本商品のAUTO/MANUALスイッチが「AUTO」の状態でアクセスポイントモードとして動作している場合、 ゲストポート設定のゲストポート用LAN側IPアドレスを手動設定に変更できない問題を修正しました。 ・設定画面の不具合を修正しました。
Ver.2.97[2022/10/03] 【不具合修正】 1.設定画面の不具合を修正しました。 (脆弱性③)隣接するネットワーク上の第三者により認証を回避され、当該製品に不正にアクセスされる
Ver.2.96[2022/01/17] 【不具合修正】 ・iOS15の端末にてAOSS2によるWi-Fi接続が行えない問題を修正しました。 ・以下①②のいずれかの条件下でLAN側の別ゲートウェイ経由のネットワークにあるNTPサーバーから 時刻情報取得ができない問題を修正しました。 ①本商品のINTERNET端子が未接続の状態でAUTO/MANUALスイッチが「AUTO」の場合 ②本商品のINTERNET端子が未接続の状態でAUTO/MANUALスイッチが「MANUAL」かつROUTER/AP/WBスイッチが「ROUTER」の場合 ・お使いのネットワーク環境によっては、Webアクセス機能でBuffaloNAS.comへの登録が完了しないことがある問題を修正しました。 ・IPv6接続方法に「NDプロキシ」をお使いの場合、またはIPv6接続方法に「インターネット@スタート」(初期値)を指定し、 接続状態が「NDプロキシ」の場合、ひかりTVの視聴停止の操作をしても放送パケットが停止しないことがある問題を修正しました。 ・ご利用の回線がPPPoE以外の接続でもInternet@StartでPPPoE接続と判定されてしまうことがある問題を修正しました。
Ver.2.95[2021/09/07]【不具合修正】 ・ネット脅威ブロッカーのセキュリティー基本設定/コンテンツフィルターPlus設定にて、悪質サイトブロック・ 情報漏洩ブロックを「使用する」に設定していた場合に、インターネットにアクセスできなくなることが ある問題を修正しました。本設定は初期値「使用する」に設定されています。 ・v6プラス/IPv6オプションをご利用の場合に、Nintendo Switch(R)の「あつまれ どうぶつの森」で、 インターネットを利用して「お出かけ」ができないことがある問題を修正しました。 ・IPv6設定で「インターネット@スタートを使う」を選び、「IPv6ブリッジを許可する」にチェックを入れている場合、 v6プラス/IPv6オプション/OCNバーチャルコネクトの通信が24時間経過後に一時的に通信が切断されてしまうことが ある問題を修正しました。 ・IPv6設定で「インターネット@スタートを使う」を選択している場合、または「IPv6ネイティブを使用する」を選択し IPv6プレフィックス取得方法に「自動取得(DHCPv6-PD)」を選択している場合に、 DHCPv6-PDにて取得したIPv6アドレスの更新時間が、初回の時間から変更されない問題を修正しました。 ・コンテンツフィルターPlusで閲覧制限したサイトにアクセスした場合、防御した通信の詳細画面で、 誤ったMACアドレスが表示される問題を修正しました。 ・悪質サイトブロック・情報漏洩ブロックの対象サイトに複数回アクセスすると、 connectアプリに通知されなくなる問題を修正しました。 ・DS-Lite方式の回線(「transix」等)をご利用の場合に、インターネットが切断されても、 再接続できなくなることがある問題を修正しました。
Ver.2.93[2020/11/24] 【不具合修正】 ・ネット脅威ブロッカーのライセンスを有効化していない状態で、悪質サイトブロック・情報漏洩ブロック機能を 使用する設定にしていた場合に、インターネット通信が遅くなる問題を修正しました。 ・本商品にVPN接続した端末から、コンテンツフィルターPlusで閲覧制限したサイトにアクセスした場合、 防御した通信の詳細画面で、誤ったMACアドレスが表示される問題を修正しました。 ・コンテンツフィルターPlusで古いバージョンのSSL通信(バージョン3.0以前)がブロックされない問題を修正しました。
その他
スマホ、PCやプリンタを、常に2.4GHz(11g)で接続したい場合の対策
- 端末ごとのバンドステアリングの設定(ページ75/189)
- 「無線端末一覧」で、端末ごとに「優先するバンド」を設定することができる。
- 自動(「バンドステアリング」画面の「ステアリング設定」(ページ73/189)に従う)
- 常に5GHz(W52,W53)に接続 / 常に5GHz(W56)に接続 / 常に2.4GHzに接続
- 未設定(バンドステアリング機能を無効)
- 「無線端末一覧」で、端末ごとに「優先するバンド」を設定することができる。
- 参考)
- connectアプリヘルプ「優先するバンドを変更する」(ページ34/87)
- 「機器詳細」画面で、機器をタップして選択して、機器ごとに個別設定する。
- connectアプリヘルプ「優先するバンドを変更する」(ページ34/87)
各帯域(2.4GHz、5GHz)ごとに、チャンネルを変更・設定する方法
AOSS、RESETボタン
- AOSSボタンを、POWERランプが2回ずつ青色点滅するまで(約2秒間)長押しする
- RESETボタンを約3秒間長押しして、設定を初期化。設定の初期化には、5分程度かかる。
- RESETの方法「Wi-Fiルーター・中継機の初期化ボタンより初期化を行う方法」
壁掛けにできるか?
- 壁掛け用の金具などは、オプションとしても用意されていない。
ネット脅威ブロッカー
USB端子はUSB2.0(出荷時)
- USB端子をUSB3.0仕様に変更するには、設定画面から設定が必要。
- 理由)USB3.0は高周波ノイズの影響で電波干渉し、2.4GHz帯につながりにくくなることがあるため
USB端子に接続できるHDDは、何があるか?
- USB端子に接続するHDDに対して、「HDD節電機能」がある。
- 「HDD節電機能」に対応したHDDの型番は、現状では 2機種のみ(2018/9月現在)
- HD-LBU3シリーズ (販売終了)
- HD-LXU3Dシリーズ
VPNサーバー機能
- VPNサーバー機能は、「L2TP/IPsec」のみ利用可能(PPTPは不可)
WTR-M2133HSの注意(ファームウェアを最新(Ver.2.92以降)に更新)
- WTR-M2133HSのファームウェア更新 Ver.2.92[2020/04/27] 【不具合修正】
WEM-1266WP、WEM-1266(AirStation connect専用中継機)の設定方法・注意点
- 親機となるWTR-M2133HSが1台に対し、WEM-1266(WP)は最大9台まで接続可能
- 親機WTR-M2133HSのSSIDと暗号キーとを変更しても、中継機WEM-1266(WP)の再設定は不要
- ゲストポートは親機からのみ接続可能。ゲストポートは、中継機WEM-1266(WP)には引き継がれず接続もできない。
参考)