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IODATAの無線ルーターの高速化「倍速モード」(チャンネルボンディング)の設定方法

IODATAの無線ルーターの高速化「倍速モード」(チャンネルボンディング)の設定方法

IODATA(アイオーデータ)の無線ルーターの機種ごとの倍速モード(チャンネルボンディング、帯域幅)の設定方法を説明(機種ごとに)。チャンネル幅の変更や無線チャンネルの設定方法やメリット、デメリットも説明。

無線ルーターの高速化「倍速モード」(チャンネルボンディング)

倍速モード(チャンネルボンディング)とは何か

  • IODATAの「倍速モード」とは、一般的な用語では「チャンネルボンディング(チャネルボンディング)」のこと。
    • バッファロー「倍速モード」と同じ
  • 無線LAN(Wi-Fi)は、5GHz帯を20MHz、2.4GHz帯を20MHz(22MHz)ごとの帯域幅でさらに細かく区分して使っている。その一つひとつを「チャンネル」と呼ぶ
  • チャンネルボンディングとは、複数のチャンネルを結合することで、通信スピードを高める技術
  • チャンネルボンディングと無線チャンネルの基本的な知識は、以下のURLが分かりやすい

倍速モードの設定方法

  • 設定画面に、2.4GHzと5GHzの両方の設定箇所がある

  • 無線設定の 「チャンネル」の「帯域」を広げるほど高速になる(ただし、デメリットもある。後述)

機種ごとの倍速モードの設定方法

倍速モードのメリット

  • メリットは、当然ながら、無線LANの通信スピードが高速になること
    • 但し、電波環境の良い場所で使用した場合に限る(以下の、デメリットを参照)

倍速モードのデメリットは、3つ

  • デメリット1)通信の品質が落ちる場合がある
    • 使用する周波数帯域が広くなるので、ノイズの影響(電波干渉など)を受ける確率が高くなる。
    • 従って、電波環境が悪い場所ではノイズのために通信品質が悪くなり、かえって通信スピードが落ちる場合がある。
      • 電波環境が良い場所では通信品質が高く維持できるため、スピードが速くなる
      • 「チャンネル幅」を変更してから、途切れるとかスピードが遅いと感じたら、設定を元に戻すことも考えたい。
        • (例:プリンターの無線接続が不安定になったなら、設定を元に戻す)
  • デメリット2)端末で、SSIDが表示できなくなる場合がある
  • デメリット3)固定した5GHz無線チャンネルが、変更される場合がある
    • 5GHz無線チャンネルを固定しているのに、5GHz無線チャンネルが変更されてしまう場合がある(設定による)。変更された無線チャンネルに対応していない端末や無線子機の場合には、通信できなくなる(デメリット2と同じ)。
      • 無線チャンネルを固定については、
        • [ワイヤレス設定]の[チャンネル]を、「自動」でなくて、固定設定することが可能(例:48チャンネル)
          • 「自動」の場合には、電源ONした時に、空いている無線チャンネルに自動的に設定される
      • 但し、[ワイヤレス設定]の[チャンネル(幅)]を、「80MHz」に設定していたら、無線チャンネルが勝手に変更される場合がある
        • 理由)DFS対応が不要なW52だけでなく、DFS対応が必要なW53、W56も使用するため。
          • DFS対応とは、気象レーダーとの干渉を検知すると、別の無線チャンネルに変更する対応
          • W52のチャンネル:36,40,44,48(屋外での使用不可、DFS対応不要)
          • W53のチャンネル:52,56,60,64(屋外での使用不可、DFS対応必要)
          • W56のチャンネル:100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140(屋外での使用可能、DFS対応必要)
      • 2.4GHz無線チャンネルの場合には、DFS対応は関係ないです(屋外での使用不可)

参考)チャンネルボンディング(チャンネル幅)と無線チャンネルの基礎知識

「Wi-Fiの通信はこれで激変!チャンネル解説〜正しい設定方法」

参考)

 

管理者栗太郎: