青色申告・複式簿記の会計アプリaoiroの使用方法を説明。青色申告したときのメリット(所得控除は最大65万円)や、会計アプリ「aoiro」の使い方を説明。
青色申告・複式簿記の会計アプリaoiroの使用方法
青色申告とは
- 「青色申告できる条件は?個人事業主やサラリーマンの副業の場合を解説」
- 確定申告の種類
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- 白色申告
- これまでやってきた、サラリーマンの確定申告(医療費控除・寄付金控除など)
- 所得控除なし
- 青色申告(簡易簿記) 所得控除10万円
- 青色申告(複式簿記) 所得控除55万円
- 青色申告(複式簿記)+電子申告 所得控除65万円
- 白色申告
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- 「青色申告(複式簿記)+電子申告」なら、最大65万円の所得控除がある
会計アプリ「aoiroアオイロ 」とは
- 「aoiroアオイロ 」とは、青色申告に必要な 最小限の帳簿 と 決算書 を簡単に作成できる無料の会計ソフト
- 64ビット版Windows10/11、macOS Sierra 10.12 以降 に対応
- aoiroをダウンロードする
- 余計な機能はなくて、シンプル
- 電子帳簿保存法に対応
- 仕分けを入力するだけで良い(簿記が分からなくても良い)
- 仕分けの例)
- 事業で使う 100 円の文房具を現金で購入したら
「消耗品費が 100 円増えて、現金が 100 円減った」
という仕訳を入力します。
- 事業で使う 100 円の文房具を現金で購入したら
- 義務づけられた4つの、帳簿と決算書を作れる
- 仕訳帳(★これだけを作成すれば良い。日々記録するのみ)
- 総勘定元帳 ← 仕訳帳から作成できる(勘定科目ごとに取引を記録する帳簿)
- 損益計算書 ← 仕訳帳から作成できる
- 貸借対照表 ← 仕訳帳から作成できる
- 仕訳帳(★これだけを作成すれば良い。日々記録するのみ)
- 64 ビット版 Windows 10 / 11 に対応。macOS Sierra 10.12 以降に対応。
- 仕分けの例)
会計アプリ「aoiroアオイロ」の使い方
元入金の仕分け(事業開始して、初めての入力)
- 会計年度を設定する 「2025」
- 元入金の仕分け
- 借方(左側)に、日付、普通預金、金額を入力 「8/15 普通預金 22,000円」
- 借方(右側)に、日付、現金、金額を入力 「8/15 現金 2,000円」
- 貸方に、普通預金と現金の合計金額を記入 「24,000円」
費用の仕分け
- 仕入や経費など事業で費用を支出したときは、
- 左側に、費用の赤色の勘定科目(水道光熱費、通信費など)を選択
- 右側に、支払い方法の緑色の勘定科目(現金、普通預金、未払金、事業主借など)
- 個人のお財布から立て替えたり、生活用などに使っているプライベートな銀行口座から引き落としになったときは「事業主借」の勘定科目を使う
- 金額欄は、左側と右側とを同じにする
収益の仕分け
- 売上など事業の収入があったときは
- 右側に、青色の勘定科目(売上、雑収入など)
- 左側に、代金の受け取り方法の緑色の勘定科目(現金、普通預金、売掛金、事業主貸など)
- 金額欄は、左側と右側とを同じにする
- 1 ヶ月分の売上をまとめて 1 件の仕訳として入力してもかまわない
- 講習会の講師料を1ヶ月分にまとめるなど(スマホ講師7月分)
- 2日分をまとめてもよい
仕分けができると、帳簿と決算書ができる
- 「仕訳帳」・「総勘定元帳」・「損益計算書」・「貸借対照表」の表示と PDF ファイル保存ができる
青色申告できる
- 損益計算書と貸借対照表の内容を
国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」に転記していけば青色申告決算書が完成
aoiro使用時の注意
- バックアップを忘れない
- 「データーの管理」「バックアップの作成」
- ファイル名を決めて「保存」
- 「報酬から源泉徴収されているとき」
- 「勘定科目」