netstatは、PCが使用しているポートの状態を一覧するコマンド。コマンドを実行するPCのTCPおよびUDPポートの状態を確認するために使用。Mac OS Xのnetstatも説明。
netstatは、PCが使用しているポートの状態を一覧するコマンド
netstatの実行方法
- PCのコマンドプロンプトで実行
- Windowsの場合には、 スタートメニューの検索で「cmd.exe」と入力
- Macの場合には、Macの「ターミナル」でコマンドを実行する/ツールを実行する
- コマンドを実行するPCのTCPおよびUDPポートの状態を確認する時、
>netstat -an を実行します。( -aはすべての接続を表示 -nはアドレスからの名前解決を抑制)
実行例
C:¥Users¥kuritaroh>netstat -an アクティブな接続 プロトコル ローカル アドレス 外部アドレス 状態 TCP 0.0.0.0:135 0.0.0.0:0 LISTENING <== (1)該当ポートで接続を受け付けている状態 TCP 0.0.0.0:445 0.0.0.0:0 LISTENING TCP 0.0.0.0:554 0.0.0.0:0 LISTENING TCP 0.0.0.0:2869 0.0.0.0:0 LISTENING TCP 0.0.0.0:5357 0.0.0.0:0 LISTENING TCP 192.168.1.80:49184 10.20.30.40:445 ESTABLISHED <== (2)接続が確立されている状態 UDP 0.0.0.0:5005 *:* UDP 0.0.0.0:5355 *:* ~以下省略~
(1)「LISTENING」は、TCPポートの135番で接続を受け付けている状態
ローカルアドレスが 0.0.0.0 となっているものは、ホストのすべてのインターフェースで接続を受け付けているという意味。
(2)「ESTABLISHED」は、ホスト 192.168.1.80のTCPポート 49184番と、ホスト 10.20.30.40のTCPポート445番の間で接続が確立されている状態
参考)