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BS-GS20,BS-GS20P(Giga対応レイヤー2スイッチ)の特徴と設定方法、事例(バッファロー)

BS-GS20,BS-GS20P(Giga対応レイヤー2スイッチ)の特徴と設定方法、事例(バッファロー)

バッファローのGiga対応レイヤー2スイッチ「BS-GS20シリーズ」とGiga対応レイヤー2 PoEスイッチ「BS-GS20Pシリーズ」の特徴と設置・設定方法を説明。「BS-GS20P/HPシリーズ」についても記載。

BS-GS20,BS-GS20P(Giga対応レイヤー2スイッチ)の設定方法

BS-GS20シリーズの特徴

  • 以下のURLが、BS-GS20シリーズの概要を把握するのに分かりやすいです
  • BS-GS20シリーズ の特徴
  •  「VLAN機能」
    • 「ポートベースVLAN」「タグVLAN」「マルチプルVLAN」に対応
    • 「インターネットマンションモード」に対応
      • アパート・マンションや宿泊施設におけるネットワーク内の折り返しを防止
    • VLANは、L2モードもL3モードも実装
      • L2モードでは、ルーティング機能は無い
      • L3モードでは、ルーティング機能あり
      • (BS-GSL20シリーズのVLANは、L2モードのみ実装。L3モードは実装されていない)
  • DHCPサーバー機能は無い
    • L3モードでも、DHCPサーバー機能はない。
      • 別途、IPアドレスの割り振りが必要なら、DHCPサーバーを設置する必要がある
      • DHCPリレー機能はある。
  • 静的ルーティング(L3モードの時のみ)
    • [基本設定][ルーティング][静的ルーティング](ページ24/112)
      • 静的ルーティングの具体的な項目としては (例:192.168.20.* にパケットを届けるには、192.168.10.1 に渡す)
        • ネットワークアドレス (例:192.168.20.0)
        • サブネットマスク  (例:255.255.255.0)
        • ゲートウェイ : IPアドレス (例:192.168.10.1)
      • デフォルトゲートウェイ : 静的ルーティングで決められない宛先は、ここへ渡す (例:192.168.11.1)
  • 「QOS機能」
  • ファンレス筐体採用 (ただし、BS-GS2048だけは、ファンを搭載)
  • 保証期間
    • 標準で3年保証
    • 購入から30日以内にユーザー登録すると、保証期間を2年延長し、最長5年の保証
  • その他の以下の機能にも対応 「機能比較表」(ページ2/3)
    • IEEE802.1X(RADIUSサーバーの設定可)
    • SNMP
    • スパニングツリー
    • IPフィルター

製品の設置方法・各種情報

まず、IPアドレス(LAN側)を設定して、設定画面を表示する

BS-GS2016設定画面(https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/special/686235.html から引用)

 

単なるスイッチとして使用するには、VLAN ID=1(管理VLAN)で、詳細な設定を行うだけで良い

BS-GS20/BS-GS20P シリーズはファームウェアを最新に

Ver.1.0.12.05[2023/09/07]
《不具合修正》
・キキNaviにログをアップロードする時にキキNavi通信が切断することがある問題を修正しました。
・WLS-ADTで本商品の設定値を正しく保存できないことがある問題を修正しました。
・複数のトランクグループ使用時にポートトランク機能が正しく動作しないことがある問題を修正しました。
・インターネットマンションモード使用時にDownlinkポートがポートトランクのメンバーに設定できる問題を修正しました。
・MAC ACLルールのリダイレクトポート設定にポートトランクのメンバーポートが指定できない問題を修正しました。
・軽微な問題を修正しました。
Ver.1.0.11.01[2023/03/06]
《不具合修正》
・HTTPS証明書のアップロード機能に関する脆弱性を修正しました。
・設定情報の保存機能に関する脆弱性を修正しました。
・軽微な問題を修正しました。
Ver.1.0.10.01[2022/09/01]
《仕様変更》
・キキNavi通信時のログの種類を「システム」から「KKNV」に変更しました。
・PoE状態の給電または非給電の変化を検知したときに送信するSNMPの設定を追加しました。
・PoE受電機器が接続していることを検知するための閾値を下げる設定を追加しました。
・Syslog設定のIPアドレス入力欄にSyslogサーバーのIPアドレスまたはDNS解決可能なホスト名(FQDN)を設定できるよう変更しました。
・ARPテーブルで、表示できる機器の残り台数を確認できるよう変更しました。また、任意の機器情報をARPテーブルから削除できるよう変更しました。
《不具合修正》
・SNMPv3利用時、スイッチの再起動後にSNMPv3パケットがSNMPマネージャーで破棄されることがある問題を修正しました。
・IPv4ヘッダーを持つRouter Solicitationパケットが送信されることがある問題を修正しました。
・WLS-ADTからスイッチのファームウェアを更新できないことがある問題を修正しました。
・作成したDiffServのポリシーが削除できなくなることがある問題を修正しました。
・作成したACLグループが削除できなくなることがある問題を修正しました。
・SNMPv3ユーザーの設定が反映されないことがある問題を修正しました。
・DiffServのポリシーの設定が反映されないことがある問題を修正しました。
・ACLグループの設定が反映されないことがある問題を修正しました。
・キキNaviで表示される通知イベントの時刻が、実際の発生時刻と異なることがある問題を修正しました。
・ファンのエラーを検出できないことがある問題を修正しました。(BS-GS2016P、BS-GS2024Pのみ)
・キキNaviから行う「PoE再起動」のログが出力されない問題を修正しました。
・HTTPS証明書のアップロード画面で、[選択]ボタンをクリックできないことがある問題を修正しました。
・スイッチがDNSサーバーに指定されている場合に、メモリリークすることがある問題を修正しました。
・その他、軽微な修正を行いました。
Ver.1.0.9.09[2022/08/17]
《変更内容》
・部品変更に伴う変更。機能追加や不具合修正はありません。
Ver.1.0.8.15[2022/04/18]
《仕様変更》
・キキNaviをお使いの場合、キキNavi通信時のログに、「CPU使用率」、「未使用メモリ容量」を追加しました。
・MAC認証で認証セッションのタイムアウト時間が過ぎた場合、再認証を行うように仕様を変更しました。
《不具合修正》
・キキNavi利用中にSNMP監視を行うと、本商品のシステムが停止することがある問題を修正しました。
・お使いの環境によっては、本商品が起動できなくなることがある問題を修正しました。
・SNMPマネージャーで取得するSysUpTimeが、49日でリセットされる問題を修正しました。修正後はSysUpTimeは、497日でリセットされます。
・802.1X認証使用時、ユーザー名が30文字を超えていると認証できない問題を修正しました。ユーザー名の最大文字数は64文字となります。
・基本設定 > システムセキュリティ > 証明書の設定画面で、HTTPS証明書をアップロードすると、
証明書の設定画面が開けなくなることがある問題を修正しました。
・キキNavi使用時に、バッファオーバーフローが発生する可能性のある問題を修正しました。
Ver.1.0.7.07[2021/11/25]
《仕様変更》
・キキNavi通信時のログが出力されるように仕様を変更しました。
・管理パスワードの最大文字数を8文字から32文字に変更しました。(BS-GS20P/HPシリーズ)
・IEEE802.3azの初期値を有効から無効に変更しました。
- 「有効」に設定していた場合でも、ファームウェアをアップデートすると「無効」に設定が変更されます。
- また、新しいファームウェアで「無効」に設定していた場合でも、ファームウェアをダウングレードすると「有効」に設定が変更されます。
- また、下記の場合、IEEE802.3azの設定は、復元されずに初期値に設定されます。
・A群の商品の設定ファイルをB群に復元した場合
・B群の商品の設定ファイルをA群に復元した場合
[A群]
- BS-GS20シリーズ、BS-GS20Pシリーズ ファームウェア Ver.1.0.7.07以降
- BS-GS20P/HPシリーズ ファームウェア Ver.1.1.4.07以降
[B群]
- BS-GS20シリーズ、BS-GS20Pシリーズ ファームウェア Ver.1.0.6.05以前
- BS-GS20P/HPシリーズ ファームウェア Ver.1.1.3.05以前

BS-GS20P/HP シリーズはファームウェアを 最新に

Ver.1.1.8.05[2023/09/07]
《不具合修正》
・キキNaviにログをアップロードする時にキキNavi通信が切断することがある問題を修正しました。
・WLS-ADTで本商品の設定値を正しく保存できないことがある問題を修正しました。
・複数のトランクグループ使用時にポートトランク機能が正しく動作しないことがある問題を修正しました。
・インターネットマンションモード使用時にDownlinkポートがポートトランクのメンバーに設定できる問題を修正しました。
・MAC ACLルールのリダイレクトポート設定にポートトランクのメンバーポートが指定できない問題を修正しました。
・軽微な問題を修正しました。
Ver.1.1.7.01[2023/03/06]
《不具合修正》
・設定情報の保存機能に関する脆弱性を修正しました。
・軽微な問題を修正しました。
Ver.1.1.6.09[2022/09/01]
《仕様変更》
・キキNavi通信時のログの種類を「システム」から「KKNV」に変更しました。
・PoE状態の給電または非給電の変化を検知したときに送信するSNMPの設定を追加しました。
・PoE受電機器が接続していることを検知するための閾値を下げる設定を追加しました。
・Syslog設定のIPアドレス入力欄にSyslogサーバーのIPアドレスまたはDNS解決可能なホスト名(FQDN)を設定できるよう変更しました。
・ARPテーブルで、表示できる機器の残り台数を確認できるよう変更しました。また、任意の機器情報をARPテーブルから削除できるよう変更しました。
《不具合修正》
・SNMPv3利用時、スイッチの再起動後にSNMPv3パケットがSNMPマネージャーで破棄されることがある問題を修正しました。
・IPv4ヘッダーを持つRouter Solicitationパケットが送信されることがある問題を修正しました。
・WLS-ADTからスイッチのファームウェアを更新できないことがある問題を修正しました。
・作成したDiffServのポリシーが削除できなくなることがある問題を修正しました。
・作成したACLグループが削除できなくなることがある問題を修正しました。
・SNMPv3ユーザーの設定が反映されないことがある問題を修正しました。
・DiffServのポリシーの設定が反映されないことがある問題を修正しました。
・ACLグループの設定が反映されないことがある問題を修正しました。
・キキNaviで表示される通知イベントの時刻が、実際の発生時刻と異なることがある問題を修正しました。
・ファンのエラーを検出できないことがある問題を修正しました。(BS-GS2016P、BS-GS2024Pのみ)
・キキNaviから行う「PoE再起動」のログが出力されない問題を修正しました。
・HTTPS証明書のアップロード画面で、[選択]ボタンをクリックできないことがある問題を修正しました。
・スイッチがDNSサーバーに指定されている場合に、メモリリークすることがある問題を修正しました。
・その他、軽微な修正を行いました。
Ver.1.1.5.15[2022/04/18]
《仕様変更》
・キキNaviをお使いの場合、キキNavi通信時のログに、「CPU使用率」、「未使用メモリ容量」を追加しました。
・MAC認証で認証セッションのタイムアウト時間が過ぎた場合、再認証を行うように仕様を変更しました。
《不具合修正》
・キキNavi利用中にSNMP監視を行うと、本商品のシステムが停止することがある問題を修正しました。
・お使いの環境によっては、本商品が起動できなくなることがある問題を修正しました。
・SNMPマネージャーで取得するSysUpTimeが、49日でリセットされる問題を修正しました。修正後はSysUpTimeは、497日でリセットされます。
・802.1X認証使用時、ユーザー名が30文字を超えていると認証できない問題を修正しました。ユーザー名の最大文字数は64文字となります。
・基本設定 > システムセキュリティ > 証明書の設定画面で、HTTPS証明書をアップロードすると、
証明書の設定画面が開けなくなることがある問題を修正しました。
・キキNavi使用時に、バッファオーバーフローが発生する可能性のある問題を修正しました。
Ver.1.1.4.07[2021/11/25]
《仕様変更》
・キキNavi通信時のログが出力されるように仕様を変更しました。
・管理パスワードの最大文字数を8文字から32文字に変更しました。(BS-GS20P/HPシリーズ)
・IEEE802.3azの初期値を有効から無効に変更しました。
- 「有効」に設定していた場合でも、ファームウェアをアップデートすると「無効」に設定が変更されます。
- また、新しいファームウェアで「無効」に設定していた場合でも、ファームウェアをダウングレードすると「有効」に設定が変更されます。
- また、下記の場合、IEEE802.3azの設定は、復元されずに初期値に設定されます。
・A群の商品の設定ファイルをB群に復元した場合
・B群の商品の設定ファイルをA群に復元した場合
[A群]
- BS-GS20シリーズ、BS-GS20Pシリーズ ファームウェア Ver.1.0.7.07以降
- BS-GS20P/HPシリーズ ファームウェア Ver.1.1.4.07以降
[B群]
- BS-GS20シリーズ、BS-GS20Pシリーズ ファームウェア Ver.1.0.6.05以前
- BS-GS20P/HPシリーズ ファームウェア Ver.1.1.3.05以前
Ver.1.1.3.05[2021/06/30]
《不具合修正》
・メモリー不足が原因でファームウェアのアップデートに失敗した場合、アップデート処理に必要なメモリー確保のため、
本商品を再起動するようにしました。再起動後にもう一度ファームウェアをアップデートしてください。
 - 設定画面からのファームウェアアップデートに失敗した場合は、再起動を案内するメッセージが画面に表示されます。
 - WLS-ADTおよびキキNaviからのファームウェアアップデートに失敗した場合は、自動で再起動します(再起動の案内は表示されません)。
・上記の対応のため、キキNaviからのファームウェアのアップデートおよびWLS-ADTの「バージョンアップ確認機能」で使用される
カタログファイルのURLを変更しました。
Ver.1.1.1.03[2020/12/15]
《機能追加》
・リモート管理サービス「キキNavi」に対応しました。

《不具合修正》
・MSTP設定を有効にしている場合、キキNaviのデバイス登録ができないことがある問題を修正しました。
・MAC認証が成功したパソコンを他のポートに接続した場合、「未認証」となる問題を修正しました。
・MACフィルターの設定ができない場合がある問題を修正しました。
・DHCPスヌーピングを有効にしている場合、「802.1X MAC」と「MAC認証」の両方を有効にしたポートで、
MAC認証の機器がDHPCサーバーからIPアドレスを取得できない問題を修正しました。
・DHCPリレー機能で、DHCP Offerパケットが転送されないことがある問題を修正しました。
・トランクポートにしたポートの設定内容が、ほかのポートの設定によって変更される問題を修正しました。
・レイヤー3モードでお使いの場合、本商品以外からのTracerouteが正しく動作しない問題を修正しました。
・稼働時間のカウント上限を49日から136年に変更しました。
・NTPを使用しても、時刻が正しく取得できないことがある問題を修正しました。
・ループ検知時にランプが正しく点滅しないことがある問題を修正しました。
・WLS-ADTからファームウェアをアップデートすると、syslogに"Firmware is updated"が出力されない問題を修正しました。
・SNMP設定を行うと、設定画面が表示できなくなることがある問題を修正しました。
・設定画面の誤記を修正しました。
その他、軽微な修正を行いました。

VLANの設定方法は、「設定事例」を参照

 

  • 参考メモ)
    • VLANのポート設定で、
      • 同じ VLAN ID の「Untaggedポート」は、普通のハブのポートと同じ動作をする・・・と考えれば、理解しやすいかも。
      • 「Not Memberポート」は、普通のハブで、LANケーブルを接続していないポートと同じ・・・と考える

参考)オーディオ向けのスイッチがある

参考)

 

管理者栗太郎: