バッファローのネットワーク対応HDMI変換アダプター「LDV-HDA」の設定方法を説明。システムの動作原理と具体的な設定手順を説明。
LDV-HDA システムの動作原理(どこに細工するのか)
- 概念図
図1) 【PC】(HDMI)———————————————————————————–【ディスプレイ】
図2) 【PC】 ))) 【無線アクセスポイント】——(LAN)【LDV-HDA】(HDMI)——【ディスプレイ】
-
- 動作原理と細工場所
- 図1)の状態が通常の使用場面
- (PCのHDMI端子から、ディスプレイのHDMI端子に、画像信号を送る)
- 図2)の状態を実現するのが、ネットワーク対応HDMI変換アダプター「LDV-HDA」の仕事。
- (PCから無線アクセスポイント経由でLDV-HDAのLAN端子に画像信号を送る)
- (LDV-HDAのHDMI端子から、ディスプレイのHDMI端子に、画像信号を送る)
- 従って、2か所で細工が必要になる。
- 細工1)PC側:PCからの画像信号を、PCのHDMI端子から送るのではなくて、無線でLDV-HDAに送る
- 細工2)LDV-HDA側:無線アクセスポイントから有線で信号を受け取り、HDMI端子から信号を送る
- 細工1)PC側 と 細工2)LDV-HDA側 との2か所で設定すれば、図2)を実現できる
- 細工1)を実現するのが、PCにインストールする「画面共有ツール(先生用、生徒用)」での設定
- 細工2)を実現するのが、LDV-HDA での設定
- 図1)の状態が通常の使用場面
- 動作原理と細工場所
システム概要
- システムの動作環境(無線でも有線でも可)
PC、タブレット ))) 【無線アクセスポイント】——(LAN)【LDV-HDA】(HDMI)——【ディスプレイ】
PC、タブレット ——【 ルーター や AP 】——(LAN)【LDV-HDA】(HDMI)——【ディスプレイ】
- 動作概要
- youtube「ネットワーク対応HDMI変換アダプターLDV-HDAと電子黒板でできる事 」
- PCから、無線LANアクセスポイントに映像信号を無線で飛ばす
- 無線LANアクセスポイントからLANケーブル経由できた映像信号を、HDMI信号に変換してディスプレイに表示する
- (教室では、先生のパソコンや生徒のタブレットの画像を、電子黒板やプロジェクタに投影する)
- メリット
- 先生や生徒のPCやタブレットに表示されている情報を、大きなディスプレイに表示することで、一瞬で共有できる
- HDMI端子のないPCやタブレットからも画像を投影できる
LDV-HDAの取扱説明書や設定方法
- バッファローの製品ページ ネットワーク対応HDMI変換アダプター「LDV-HDA」
- 取扱説明書のページ
- LDV-HDA ユーザーマニュアル
- LDV-HDA 初期設定ガイド : 各部の名称とはたらき 、設置・配線と画面共有ツール(先生用)と初期設定手順
- LDV-HDA ブラケットやケーブルフックの使い方
- OP-HDA-SKY SKYMENU Class専用 サポートパックのご案内
- 参考)
- LDV-HDA と ディスプレイを接続するUSBケーブルは、ディスプレイがタッチパネル対応の場合に必要
- LDV-HDAは、設定画面用のIPアドレスを持っている(IPアドレスの初期値はない)
- 注意)
- LDV-HDAをRESETした時の、固定的な初期IPアドレスは存在しない。
- 取扱説明書のページ
LDV-HDAの具体的な設定方法
設置・配線
- 設置・配線方法は、「LDV-HDA 初期設定ガイド」を参照
- まず、PCやタブレット、LDV-HDA、無線アクセスポイント(ルーター)などの設置・配線を行う
- 先生用PCに、画面共有ツール(先生用)をインストールして、画面表示を確認
PC側、タブレット側での設定(「画面共有ツール」)
- ユーザーマニュアル「第1章 画面共有ツール(先生用)の使い方」(ページ6/57)
- インストール方法 と 画面構成・メニュー
- ユーザーマニュアル「第2章 画面共有ツール(生徒用)の使い方」(ページ27/57)
- インストール方法 と 画面構成・メニュー
LDV-HDAでの設定
- ユーザーマニュアル「第3章 本製品の設定画面」(ページ34/57)
- 設定画面の表示方法(画面共有ツールから表示する or IPアドレスで表示)
- [詳細設定]-[機器]-[機器設定](ページ39/57) で、以下を設定
- ホスト名、NetDA表示名を設定
- DHCPクライアント、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバー