バッファローの法人向け無線VPNルーターVR-U300Wのポート開放(ポートフォワーディング、ポートマッピング、アドレス変換、ポート変換)の設定方法を説明。
VR-U300W 製品ページ
- 取扱説明書のページ (設定方法は以下を参照)
- 「VR-U300Wシリーズ 導入ガイド」 :各部の名称とはたらき、インターネット接続設定の手順
- IPv6(IPoE / IPv4 over IPv6)対応済み
VR-U300Wのポート開放の手順
設定画面のトップを表示
- 「VR-U300Wシリーズ 導入ガイド」(出荷時設定IPアドレス 192.168.12.1 )( admin / なし )
- 参考)管理パスワード設定済みなら、「本体/パスワード設定で・・・」の赤字部分は表示されません。
ポート開放(ポート変換)
ポート開放の設定手順
- 設定画面から、[ファイアウォール設定]-[ポート変換]で「新規追加」クリックして設定
ポート開放の具体的な設定例(TCP443番ポート、UDP3478番ポート を開放)
- TCPの443番ポートを開放
- 「グループ」 : 「新規追加」を選択して、名前を入力(例:「group1」)
- 「Internet側IPアドレス」 : 「ブロードステーションのInternet側IPアドレス」を選択
- 「プロトコル」 : 「TCP/UDP」を選択して、
- 「任意のTCPポート」を選択して
- 「443」を入力
- (ポート番号を複数入れることは可能。例:443-445)
- 「LAN側IPアドレス」 : 端末のIPアドレスを入力(例:192.168.12.200)
- 「LAN側ポート」 : (空欄)でよい
- [新規追加]ボタンをクリック
- UDPの3478番ポートを開放
- 「グループ」 : 「新規追加」を選択して、名前を入力(例:「group2」)
- (各ポートごとに、異なる名前が必要)
- 「Internet側IPアドレス」 : 「ブロードステーションのInternet側IPアドレス」を選択
- 「プロトコル」 : 「TCP/UDP」を選択して、
- 「任意のUDPポート」を選択して
- 「3478」を入力
- (ポート番号を複数入れることは可能。例:3478-3480)
- 「LAN側IPアドレス」 : 端末のIPアドレスを入力(例:192.168.12.200)
- 「LAN側ポート」 : (空欄)でよい
- [新規追加]ボタンをクリック
- 「グループ」 : 「新規追加」を選択して、名前を入力(例:「group2」)
参考)ポート番号を指定したURLへのアクセス例
- ポート番号8080を指定したURLの例 https://kuritaroh.com:8080/
参考)ポート開放(仮想サーバ、ポート変換、ポートフォワーディング)
- ポート開放の別名表現は様いろいろ
- ポート開放 【仮想サーバ】
- 「ポート開放」という用語は内側の機器を主体とする表現
- 同じ機能をルータなど中継機器を主体に見る場合には「ポートフォワーディング」(port forwarding)
- 内側の機器を外部に対してサーバとして運用できるという意味で「仮想サーバ」(バーチャルサーバ)機能
- ポート開放 【仮想サーバ】
参考)リモートデスクトップ
- 「外から自宅や会社のWindows10パソコンにリモートデスクトップ接続する方法」
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3389番ポートがリモートデスクトップ接続に使われることは周知のこと。従って、インターネット上でこのポート(3389)を公開してしまうと、攻撃の対象になりかねない。
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そこで、インターネットで公開するポートはリモートデスクトップで使わないポート(例:12345など、任意)にして安全を確保する。
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参考)