NURO光の無線ルーター(F2886s)のポート開放(ポート転送、仮想サーバー、ポートフォワーディング、ポート変換、ポートマッピング)の設定方法を具体的に説明。プロトコルやポート番号が不明な場合には、ポート開放ではなくて、DMZを使用することも可能。マイクラ(Minecraftマインクラフト、ポート番号25565)などゲームアプリなどではよく使用する機能です。
F2886sのポート開放
最初に確認すること
- ルーター設定の前に、まずポート開放する「プロトコル」と「ポート番号」を明確にすること。
- カメラメーカーやゲームソフトのメーカーに問い合わせるなど。
- 上位にルーターがいないことを確認すること(ダブルルーターの確認方法)
- (ダブルルーターだと、上位のルーターを設定する必要がある)。
ポート転送(ポート開放)の設定手順の概要
- ポート転送(ポート開放)する内容(プロトコルとポート番号)を明確にする
- プロトコル TCP、UDPなど
- ポート番号 80番、443番など
- 例)プロトコルがTCPで、ポート番号が 80、443、3478、3479、3480
- プロトコルがUDPで、ポート番号が 3478、3479
- ルーター設定画面で、ポート設定(ポート開放)の設定をする
- 端末(PCやNASやカメラ、ゲーム機など)のIPアドレスを知っておくことが必要
ポート転送(ポート開放)の具体的な設定手順
参考)DMZ(DeMilitarized Zone 非武装地帯)を利用する場合の注意
- プロトコルやポート番号が不明な場合には、ポート開放ではなくて、DMZを使用することも可能。
- DMZとは、何か? ← この説明が初心者にもわかりやすい
- 外部(インターネット)からアクセス可能となる端末を、固定IPアドレスで指定する
- 固定IPアドレス(例:192.168.1.230)の端末のポートを全て開放することになる
参考)UPnPは、F2886sでは、初期値「オフ」
- 「UPnP」がオフであれば、ルーターでのポート開放の設定は必要。
- 「UPnP」がオンの場合には、かえって、設定したポート開放が動作しないことがある。その場合、「オフ」にするとよい。
- 「UPnP」(Universal Plug and Play)とは、
- XML技術をベースに開発された、ネットワーク機器どうしの相互自動認識方式。
- ネットワーク上に接続されたデバイスの発見と機能の把握はSSDP(Simple Service Discover Protocol)を用いる。
- UPnP機能対応アプリケーション(ゲームなど)をNATによるIPアドレスやポート番号の変換を気にすることなく、複数の端末から同時に利用可能。
参考)