ルーターとL2スイッチとL3スイッチとの違いを説明。レイヤー2とレイヤー3の基本的な違い。1台のスイッチで、VLAN間の通信をしたい場合には、L3スイッチが必要。バッファローが、学校向け基幹スイッチ(L3スイッチ)「BS-XM30シリーズ」を販売中。
ルーターとL2スイッチとL3スイッチとの違い
「ルーター」「L2スイッチ」「L3スイッチ」の違い・使い分けの理解
項目 \ 機種 | L2スイッチ | L3スイッチ | ルーター |
役割(設置場所) | LAN内の通信 | WANとLANをつなぐ | |
小規模LAN | 大規模LAN | ||
プロトコル | TCP/IPのみ | マルチプロトコル (TCP/IP以外との通信可) |
|
ルーティング | X | ◎ | |
VLAN間通信 | X | ◎ | |
コスト | 安価 | 高価 |
- 「ITSakura L2スイッチとL3スイッチの違い」がシンプルな説明でわかりやすい。
- ルータはWANとLANをつなぐもの
- L2スイッチは、基本的にはハブと同じ。小規模のLAN内の通信をつなぐもの
- L3スイッチは、ほぼルーターと同じ(TCP/IP専用のルーター)。大規模のLAN内の通信をつなぐもの
- VLANの設定は、スイッチ(L2スイッチ、L3スイッチ)で行う
-
L3スイッチ1台で、VLAN間の通信ができる(L2スイッチだけでは、VLAN間の通信ができない)
- 「VLAN間の通信をしたい場合には、L3スイッチを採用」
- 参考)「「ルータ」「L3スイッチ」の性能比較と接続イメージ」の説明図もわかりやすい
「L2スイッチ」「L3スイッチ」を使ったシステム例
- 「VLANを設定してみよう」
- シスコの用語「トランクポート」は、バッファローの用語「Tagged ポート」と同じ。
- L2スイッチではVLAN同士は通信できない。従って、L3スイッチをTaggedポートにつなげて、VLAN間通信を実現した例
バッファローのL3スイッチは、BS-G3024MR と BS-XM30シリーズ
- バッファローのL3スイッチ
- 学校向け基幹スイッチ(L3スイッチ)「BS-XM30シリーズ」が2020年7月から販売中。
- 「レイヤー3 Giga対応 インテリジェントスイッチ BS-G3024MR」は販売終了済み。
- バッファローのL2スイッチ(BS-GS20シリーズ)にL3モードとして、レイヤー3機能の一部を実現してもいる
- バッファローのスイッチにはIPアドレスが用意されている
- (ネットワーク経由で管理画面にアクセスして設定を行うため。ルーティング機能は無い)
- バッファローのスイッチにはIPアドレスが用意されている
学校向け基幹スイッチ(L3スイッチ)「BS-XM30シリーズ」
- 製品としては
参考)BS-GS20シリーズ(L2スイッチ)のL3モード時の設定
参考)VLAN