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法人向け無線LANアクセスポイント(WAPM、WAPS)のMACアクセス制限の設定方法(バッファロー)

MACアクセス制限の設定方法(法人向けアクセスポイント)

バッファローの法人向け無線LANアクセスポイント(WAPM、WAPS)で、MACアクセス制限(無線接続を許可する端末の、MACアドレスを登録する)の設定方法を説明。アクセスポイントの機種別に説明。

MACアクセス制限の設定(法人向けアクセスポイント)

MACアクセス制限の設定上の注意

  • アクセスポイントでMACアクセス制限できるのは、無線接続の機器のみ
  • 接続を許可する無線接続機器のMACアドレスを登録することでアクセスを制限する
    • ホワイトリスト方式(接続を禁止する機器を登録するのではない。ブラックリスト方式ではない)
  • AOSSとMACアクセス制限は同時に使用できない。
    • MACアクセス制限を設定する場合は、先ず「AOSS接続を解除」してから、設定する必要がある
  • 注意)プライベートアドレス、ランダムMACアドレス のスマホやタブレット
    • iOS14やAndroid10など、2020年以降に発表されたOSではユーザーのプライバシー保護のため各OSを積んだスマートフォンなどのMACアドレスをランダムに変更可能となった。
    • MACアクセス制限は端末のMACアドレスを対象に制御を行うためこれらの機能は利用できないので、各端末のプライベートアドレスやランダムMACアドレスを無効化する必要がある

MACアクセス制限の設定方法

設定方法の具体的な手順

設定画面の[詳細設定]-[無線設定]-[MACアクセス制限]-[登録リストの編集]で、接続を許可する無線機器のMACアドレスを登録する。登録方法は2種類。

    • 方法1)MACアドレス一覧から選択して、登録
      •  アクセスポイントに接続している無線機器のMACアドレスを登録
      • 「検出された無線パソコン一覧」からMACアドレスを選択し、[登録]をクリック
      • これで、「登録リスト」に追加される
    • 方法2)無線機器のMACアドレスを調べて、直接入力
      • 無線機器のMACアドレスを調べて、「登録リストの新規追加」に入力し、[新規追加]をクリック
        •  (アクセスポイントに接続していない無線機器の場合など)
      • これで、「登録リスト」に追加される

WAPM-AX4R WAPM-AX8R WAPM-2133TR WAPM-2133R WAPM-1750D WAPM-1266R WAPM-1266WDPR WAPM-1166D WAPS-1266 WAPS-300WDP WAPS-AX4 FS-S1266 FS-M1266 の場合

WAPM-AG300N WAPM-APG300N の場合

WAPS-APG600H WAPS-AG300H の場合

MACアクセス制限時の接続台数の上限は不明

参考)

 

栗太郎:

View Comments (2)

    • 龍さん、コメントありがとうございます。私の分かる範囲で回答しますね。

      WAPM-APG300NにMACアドレスを登録する場合(Radiusサーバーを使わない場合)には、
      「※MACアドレス登録機能は、IEEE802.11aとIEEE802.11gで合計256件です。」という記述が、
      ユーザーズマニュアルの「製品仕様」の最後に注記してあります。URLは以下。
       http://manual.buffalo.jp/buf-doc/35010637-09.pdf#page=155

      なので、登録(あくまでも「登録」)の最大台数は256台(11aと11g合計で)ということになります。
      ただし、実際に接続(「登録」ではない)の上限が何台までなのかは、わかりません。
      例えば、Radiusサーバーに1000台登録できる場合に、MACアドレス制限の接続台数が何台なのかは不明です。
      ユーザーズマニュアルには記述がないと思います(制限は通常、ユーザーズマニュアルに記述されるので、1000台まで接続できる可能性はあるでしょう。制限がない可能性もある)。
      詳細は、バッファローさんへ問い合わせるのが良いと思います。