エレコム(ELECOM)の無線ルーターのIPv4でのポートフォワーディング(ポート開放、ポートマッピング、ポート変換、仮想サーバー)の設定方法を具体的に説明。プロトコルやポート番号が不明な場合には、ポート開放ではなくて、DMZを使用することも可能。マイクラ(Minecraftマインクラフト、ポート番号25565)などゲームアプリなどではよく使用する機能です。
ルーターのポート開放の設定方法
最初に確認すること
- ルーター設定の前に、まずポート開放する「プロトコル」と「ポート番号」を明確にすること。
- カメラメーカーやゲームソフトのメーカーに問い合わせるなど。
- 上位にルーターがいないことを確認すること(ダブルルーターの確認方法)
- (ダブルルーターだと、上位のルーターで、ポート開放を設定する必要がある)
ポート開放の設定手順の概要
- ポート開放する内容(プロトコルとポート番号)を明確にする
- プロトコル TCP、UDPなど
- ポート番号 80番、443番など
- 例)プロトコルがTCPで、ポート番号が 80、443、3478、3479、3480
- プロトコルがUDPで、ポート番号が 3478、3479
- ルーター設定画面で、ポート開放の設定をする
- 端末(PCやNASやカメラなど)のIPアドレスを知っておくことが必要
ポート開放の具体的な設定手順
- まず、管理画面を表示
- エレコムの無線ルーターのポート開放の設定方法
- 設定例
機種ごとの設定方法
- WMC-X1800GST
- WMC-X1800GST ユーザーズマニュアル「セキュリティ」「ポートフォワーディング」
- [ポートフォワーディング]/[DMZ]
- WMC-X1800GST、WMB-X1800GST シリーズ 製品情報「各部の名称とはたらき」
- ランプ「WPS」「2.4GHz」「5GHz」「POWER」
- 動作モード切替スイッチ「ルーター/アクセスポイント/中継器」
- WPS設定ボタン「WPS」
- 初期化ボタン「RESETスイッチ」
- WMC-X1800GST ユーザーズマニュアル「セキュリティ」「ポートフォワーディング」
- WRC-1167GS2
- WRC-1167GS2 ユーザーズマニュアル「セキュリティ」「ポートフォワーディング」
- [ポートフォワーディング]/[DMZ]
- WRC-1167GS2シリーズ 製品情報「各部の名称とはたらき」
- ランプ「WPS」「2.4GHz」「5GHz」「POWER」
- 動作モード切替スイッチ「ルーター/子機/中継器/アクセスポイント」
- WPS設定ボタン「WPS」
- 初期化ボタン「RESETスイッチ」
- WRC-1167GS2 ユーザーズマニュアル「セキュリティ」「ポートフォワーディング」
- WRC-2533GS2
- WRC-2533GS2 ユーザーズマニュアル「セキュリティ」「ポートフォワーディング」
- [ポートフォワーディング]/[DMZ]
- WRC-2533GS2 製品情報「各部の名称とはたらき」
- ランプ「WPS」「2.4GHz」「5GHz」「POWER」
- 動作モード切替スイッチ「ルーター/子機/中継器/アクセスポイント」
- WPS設定ボタン「WPS」
- 初期化ボタン「RESETスイッチ」
- WRC-2533GS2 ユーザーズマニュアル「セキュリティ」「ポートフォワーディング」
- WRC-2533GST2
- WRC-2533GST2 ユーザーズマニュアル「セキュリティ」「ポートフォワーディング」
- [ポートフォワーディング]/[DMZ]
- WRC-2533GST2 製品情報「各部の名称とはたらき」
- ランプ「WPS」「2.4GHz」「5GHz」「POWER」
- 動作モード切替スイッチ「ルーター/子機/中継器/アクセスポイント」
- WPS設定ボタン「WPS」
- 初期化ボタン「RESETスイッチ」
- WRC-2533GST2 ユーザーズマニュアル「セキュリティ」「ポートフォワーディング」
- WRC-X3000GSN
- WRC-X3000GSN ユーザーズマニュアル「セキュリティ」「ポートフォワーディング」
- [ポートフォワーディング]/[DMZ]
- WRC-X3000GSNシリーズ 製品情報「各部の名称とはたらき」
- ランプ「WPS」「2.4GHz」「5GHz」「POWER」
- 動作モード切替スイッチ「ルーター/AP」
- WPS設定ボタン「WPS」
- 初期化ボタン「RESETスイッチ」
- WRC-X3000GSN ユーザーズマニュアル「セキュリティ」「ポートフォワーディング」
- WRC-X3200GST3
- WRC-X3200GST3 ユーザーズマニュアル「セキュリティ」「ポートフォワーディング」
- [ポートフォワーディング]/[DMZ]
- WRC-X3200GST3シリーズ 製品情報「各部の名称とはたらき」
- ランプ「WPS」「2.4GHz」「5GHz」「POWER」
- 動作モード切替スイッチ「ルーター/AP」
- WPS設定ボタン「WPS」
- 初期化ボタン「RESETスイッチ」(5秒押し続けて放す)
- WRC-X3200GST3 ユーザーズマニュアル「セキュリティ」「ポートフォワーディング」
ポート番号やプロトコルがわからない場合には、DMZを利用
DMZ(DeMilitarized Zone 非武装地帯)を利用する場合の注意
- DMZとは、何か? ← この説明が初心者にもわかりやすい
- 外部(インターネット)からアクセス可能となる端末を、固定IPアドレスで指定する
- 固定IPアドレス(例:192.168.2.91)の端末のポートを全て開放することになる
参考)UPnP
- 「UPnP」が有効であれば、ルーターでのポート開放の設定は不要(な場合が多い)。
- 「UPnP」が有効なために、かえって、設定したポート開放が動作しないことがある。その場合、「無効」にするとよい。
- 「UPnP」(Universal Plug and Play)とは、
- XML技術をベースに開発された、ネットワーク機器どうしの相互自動認識方式。
- ネットワーク上に接続されたデバイスの発見と機能の把握はSSDP(Simple Service Discover Protocol)を用いる。
- UPnP機能対応アプリケーション(ゲームなど)をNATによるIPアドレスやポート番号の変換を気にすることなく、複数の端末から同時に利用可能。
参考)ポート番号を指定したURLへのアクセス例
- ポート番号9001を指定したURLの例 https://kuritaroh.com:9001/
参考)バッファローのルーターのポート開放
参考)
- 参考)マイクラSwitchでマルチプレイするには、ポート開放が必要