IPv6接続、Wi-Fi 7(IEEE802.11be)とEasyMeshと10Gbps(INTERNETポート、LANポート)とに対応するバッファローのトライバンドWi-Fiルーター「WXR18000BE10P」。推奨利用環境は、戸建て3階建/マンション4LDK。端末台数/同時使用人数は、63台/21人。無線ルーター(親機)として設定する方法、中継機として設定する方法を説明。
SSID(2.4GHz)SSID(5GHz)SSID(6GHz)はWi-Fi 7(IEEE802.11be)にも対応している(当然、Wi-Fi6(IEEE802.11ax)にも)。
MLO(Multi-Link Operation、マルチリンクオペレーション)、Multi-RU(Multi-Resource Unit)、動的Puncture (Dynamic Puncturing)に対応。
「ネット脅威ブロッカー2 プレミアム」(1年間の無料ライセンス付)も搭載。
端末(PCやスマホ)がWi-Fi7やWi-Fi6EやWi-Fi6に対応していなくても、無線ルーターとして使用することは可能。
型番のあとの/Dや/Nは、販売ルートが異なるのみ。製品本体の仕様は全く同じ。2024年1月発売。
WXR18000BE10Pの特徴
- Wi-Fi 7に対応 (3つの周波数帯を利用可能)
- 「Wi-Fi 7」とは? 飛躍的進化を遂げた新時代の通信
- SSIDの命名規則
- 2.4GHz帯 : Buffalo-2G-XXXX
- 5GHz帯 : Buffalo-5G-XXXX
- 6GHz帯 : Buffalo-6G-XXXX
-
- (6GHz帯のSSIDに接続する端末側もWi-Fi 6Eに対応している必要がある)
- (6GHzで動作するすべてのWi-Fi 6認定デバイスにはWPA3が必須です)
- (対応していない端末の画面には、6GHz帯のSSIDが表示されない)
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- WPA3(MLO)
- 2.4GHz帯 : WPA3による暗号化を利用する場合は、Buffalo-XXXX-WPA3
- 5GHz帯 : WPA3による暗号化を利用する場合は、Buffalo-XXXX-WPA3
- 6GHz帯 : WPA3による暗号化が必須 Buffalo-XXXX-WPA3
- 「ネット脅威ブロッカー2 プレミアム」搭載(1年間の無料ライセンス付き)
メディア情報
WXR18000BE10P の設定方法
WXR18000BE10P を親機として設定
- WXR18000BE10P 製品ページ
- 取扱説明書のページ (設定方法は以下を参照)
- セットアップガイド「ケース3 新規にWi-Fiルーターを使う場合」 を見て設定してください。
- 買い替えた場合でも、「ケース1、ケース2 今までのWi-Fiルーターと交換する場合」は実施しないのが得策です
- 「引っ越しガイド」
- 「スマート引っ越しを使う」「無線引っ越し機能を使う」
- 買い替えた場合でも、どちらも実施せず、新規に設定するのが得策です
- 理由1)「スマート引っ越し」の引っ越し元になれる機種が少ない。
- (「セットアップガイド」を読んでから「引っ越しガイド」を読むように)
- 理由2)無線引っ越し機能は、失敗することがあるらしい
- 理由3)iOS14以降のiPhoneやiPadで問題が出る可能性がある
- 理由1)「スマート引っ越し」の引っ越し元になれる機種が少ない。
- 買い替えた場合でも、どちらも実施せず、新規に設定するのが得策です
- 「スマート引っ越しを使う」「無線引っ越し機能を使う」
- 「アンテナ設定ガイド」
- 「ユーザーマニュアル」
- 「Wi-Fi EasyMesh での接続手順」WXR18000BE10P シリーズ
- 「補足情報」
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- 本製品はひかりTVの視聴には対応していない
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- 初期設定の方法
- 取扱説明書のページ (設定方法は以下を参照)
機器(スマホやPCなど)をWi-Fi接続するには
4つの方法がある(オススメは、暗号化キーを使う手動設定)
WXR18000BE10P を中継機として設定(EasyMesh機能を利用しない場合)
- WXR18000BE10Pを中継機としても使用可能
- 親機のEasyMesh機能を無効に設定
- 「詳細設定」「無線設定」「EasyMesh」の、「EasyMesh機能」を「使用する」チェックOFF
- 中継機として使用する方法(ページ21/228)2つの方法
- 「本体のボタンを押して設定する(WPSプッシュボタン式)」(ページ23/228)
- スマホかパソコンが必要です
- 「Wi-Fiルーターの暗号化キーを入力して設定する(手動設定)」(ページ24/228)
- 中継機の設定画面を表示し、中継機の接続設定をするために、LAN端子を持つパソコンが必要です
- 「本体のボタンを押して設定する(WPSプッシュボタン式)」(ページ23/228)
- WXR18000BE10Pを中継機として使用する場合、接続先のWi-FiルーターはWXR18000BE10Pである必要がある
ほかのWi-Fiルーターへの対応状況は、-
- 参考)Wi-Fi中継機として接続できる商品の型番、台数、構成について
- WPA3未搭載の親機と手動設定する場合、以下の設定を推奨
- 無線LAN親機設定「接続時に中継機能の設定で動作する」チェックON
-
- チェックONだと、親機のSSIDを引き継ぎます(親機と同じSSIDとなる)
- チェックOFFだと、親機のSSIDを引き継がず、中継機オリジナルのSSIDとなる
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- 無線の認証「WPA2 Personal」を選択 (「WPA2/WPA3」は選ばない)
- 無線の暗号化「AES」を選択
- 無線LAN親機設定「接続時に中継機能の設定で動作する」チェックON
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- 親機のEasyMesh機能を無効に設定
WPA3(Wi-Fiの新しい暗号化設定)での接続
- WPA3をサポートしない端末やOSでは、WPA3で接続できない。その場合は、WPA2用のSSIDに接続 する。
- iPhone11以降は、WPA3に対応。
- WPA2用のSSIDは、セットアップカードに記載のSSID
- (例:Buffalo-2G-XXXX、Buffalo-5G-XXXX)
- 参考)「バンドステアリング機能(ページ63/228)」「使用する」設定にすると(初期値は「使用しない」)、共通SSID(Buffalo-XXXX)になる
- WPA3用のSSIDの出荷時設定は、セットアップカードに記載のSSID末尾に「-WPA3」を加えたもの
- (例:Buffalo-6G-XXXX-WPA3)
WXR18000BE10P を中継機として設定(Easy Meshでの接続手順)
コントローラ―としての設定 と エージェントとしての設定
参考)購入するなら Amazon WXR18000BE10P
WXR18000BE10Pのファームウェア更新
- WXR18000BE10Pのファームウェアの最新版はVer.4.10(2024年7月10日現在)
Ver.4.10[2024/06/25] 【機能追加】 ・AirStationアプリ(Ver.3.2以降)で、下記の設定・表示を行えるようにしました。 - SSIDの暗号化キー情報の表示 - Wi-Fi接続用QRコードの表示 - 管理パスワードの変更 ・AirStationアプリ(Ver.3.2以降)で、ホーム画面から「設定画面を表示する」をタップした際、 AirStationアプリでログインしていれば、もう一度ユーザー名、パスワードを入力しなくても設定画面を表示できるようにしました。 【仕様変更】 ・本商品のAUTO/MANUALスイッチを「MANUAL」、ROUTER/AP/WBスイッチを「WB」にして使用したときに、 6 GHzのチャンネル設定が「自動」となるよう動作を変更しました。 ・バンドステアリング機能またはEasyMesh機能を有効に設定すると、もう一方の設定が無効になるように動作を変更しました。 【不具合修正】 ・楽天ひかり回線、クロスパス回線、transix回線および一部のPPPoE回線をお使いの場合、 インターネット@スタート(回線自動判別機能)でインターネット接続できないことがある問題を修正しました。 詳細は【こちら】を参照してください。 ・Wi-Fi接続している機器から本商品の設定画面にログインした後に、Wi-Fiの接続先を別のSSIDに変更すると、 しばらくの間、設定画面にログインできなくなる問題を修正しました。 ・スマート引っ越しで、引っ越し元の設定情報が次の条件すべてに合致する場合、本商品に引っ越しすると、 本商品のゲストポート機能が有効になる問題を修正しました。 - ゲストポート機能の[使用する]にチェックがある(有効) - ゲストポート機能の利用可能時間に[無制限]以外を選択 ※引っ越し元で[無制限]以外を選択していた場合、スマート引っ越しで引っ越しをすると、引っ越し先のゲストポート機能は無効になります。 ・AirStationアプリの[セキュリティー]画面で、UPnPによる危険ポートの開放をすべてブロックした場合、 ブロックを設定する以前に開放されていたポートが、製品が再起動するまで開放されていた問題を修正しました。 ・無線引っ越し後にSSID1およびSSID2を無効にすると、引っ越したSSIDが動作しなくなっていた問題を修正しました。 ・無線引っ越し後に、設定画面[詳細設定]-[2.4GHz(11be/ax/n/g/b)]および[5GHz(11be/ax/ac/n/a)]の [SSID2]-[無線の認証]で、プルダウンメニューが重複して2つ表示されていた問題を修正しました。 ・2.4 GHzおよび5 GHzのSSID2の暗号化モードを「暗号化なし」に設定していると、 [かんたん設定]-[無線LAN]画面で、SSID1の暗号化キーが入力できなくなる問題を修正しました。 ・6 GHzのSSID2のMLO設定を無効にしていても、2.4 GHzおよび5 GHzのSSID2の暗号化モードで、 「WPA2/WPA3 Personal」および「暗号化なし」が設定できない問題を修正しました。 ・デバイスコントロールの画面およびEasyMeshの接続機器一覧画面で、接続機器名が正しく表示されないことがある問題を修正しました。 ・EasyMeshの接続機器一覧画面で、コントローラ(本商品)のIPアドレスが「不明」と表示される問題を修正しました。 ・本商品をコントローラとして使用したとき、ANY接続を許可しない設定にしていても、SSIDが検出されてしまう問題を修正しました。 ・本商品のAUTO/MANUALスイッチを「MANUAL」、ROUTER/AP/WBスイッチを「WB」にして使用したときに、 本商品を接続したWi-FiルーターのDHCPアドレスリースを変更すると、 アドレスの再取得が行われずに変更前のアドレスを使用し続けてしまう問題を修正しました。 ・本商品のAUTO/MANUALスイッチを「MANUAL」、ROUTER/AP/WBスイッチを「WB」にして使用したときに、 本商品をWi-FiルーターとMLOで接続すると、[詳細設定]-[ステータス]-[システム] の[中継機能]-[無線チャンネル]の表示が、 Wi-Fiルーターに接続しているチャンネル情報ではなく、本商品が動作しているチャンネル情報になっていた問題を修正しました。 ・多くのWi-Fi機器を本商品に接続したとき、設定画面の表示に時間がかかることがある問題を修正しました。 ・設定画面の[詳細設定]-[ステータス]-[ログ]で、ログ情報の一部が表示されない問題を修正しました。 ・設定画面の表示を一部修正しました。
Ver.4.01[2024/03/25] 【不具合修正】 ・詳細設定画面の [ステータス]-[通信パケット] の表示について、下記の問題を修正しました。 - Wi-Fi機器へ正常にパケット送信が完了した場合でも、送信パケット数のエラーの値が増加することがある - Wi-Fi機器から正常なパケットを受信した場合でも、受信パケット数のエラーの値が増加することがある Ver.4.00[-] 初版
無線ルーター(親機)としての設定方法
参考)
他社のWi-Fi6E、Wi-Fi7対応の機種