バッファローの無線ルーターで、ひかりTV(光TV)が途切れる、ひかりTVのスピードが遅い場合の対策方法(有線接続と無線接続とで対策が異なる)。
ひかりTVが全く見えない場合の対策も説明。その場合は、この記事の最後の 参考)を参照してください。
ひかりTV(光TV)が途切れる、スピードが遅い場合の対策
有線で接続の場合の対策
対策)ハブを使用していれば、ハブの性能をチェックする
ひかりTVは、IPv6マルチキャストを使用して映像データを転送している。個人向けの性能の低いスイッチングハブだと、IPv6マルチキャストが全部ブロードキャスト通信になってしまう。そのため、データの衝突が多くなり、転送効率が落ちる。
対策は、高性能のスイッチに変更すること。MLDスヌーピング、QoS、バッファ容量などにより高速になります。
例えば、スマートスイッチBS-GS2008、BS-GSL20シリーズ などに変えればバッチリです。
対策)LANケーブルのカテゴリーをチェックする
LANケーブルのカテゴリーは、5e 以上のもの(6 とか 6A )にしよう。スピードに影響する。
無線で接続の場合は、以下の2つの対策(リンク先の例は、WXR-1900DHP3)
まず、設定画面を表示して、対策1)、対策2)を試す
対策1)Multicast Rateを変更する(11Mbps~54Mbpsの間を試行錯誤する)
ひかりTVは、IPv6マルチキャストを使用して映像データを転送しています。従って、IPv6マルチキャストの割り当ての帯域を増やしてみる(増やしすぎると、無線通信に悪影響が出るので、11Mbpsや12Mbps あたりにする。機種に依存する)。
- Multicast Rateを11Mbpsに変更(最大54Mbpsまで試してみるのも良い)
- [無線設定]-[2.4GHz](ページ44/212)の[Multicast Rate] を11Mbpsに変更
- [無線設定]-[5GHz](ページ47/212)の[Multicast Rate] を12Mbpsに変更
対策2)マルチキャストSnooping機能を無効(OFF)にする
- マルチキャストSnooping機能を無効(OFF)にすると改善するかもしれない(望みは薄いが)
- [無線設定]-[マルチキャスト制御](ページ56/212)-[Snooping制御]を無効(OFF)に。
- Snooping機能が有効だと、不要なマルチキャストパケットを抑制し、無線帯域への負担を軽減するらしいが、それが悪さする可能性があるのかも。
- [無線設定]-[マルチキャスト制御](ページ56/212)-[Snooping制御]を無効(OFF)に。
機種ごとの対策(WSR-1166DHPL2)
- WSR-1166DHPL2
- ファームウェアをVer.1.05以降にする
- 「ひかりTVでVOD(ビデオオンデマンドサービス)で映像を視聴中に、映像が停止することがある問題を修正」
- ファームウェアをVer.1.05以降にする
中継機(WEX-1166DHP2、WEX-1166DHS、WEX-1166DHP)にひかりTVチューナーを接続の場合
- [アンサーID: 15942]ひかりTVチューナーを接続して利用することはできますか(WEX-1166DHP、WEX-1166DHP2)
- WEX-1166DHP2(WEX-1166DHP、WEX-1166DHS)を(イーサネットコンバーター)として利用し、WEX-1166DHP2(WEX-1166DHP、WEX-1166DHS)とひかりTVチューナーを 有線で接続した場合には、利用可能。
- ただし、親機はバッファロー製であることが条件(他社製の親機では、利用不可)
- WEX-1166DHP2(WEX-1166DHP、WEX-1166DHS)を中継機として使用している場合は、ひかりTVを接続して利用することはできない。
- 無線と有線の両方を使用している時には、途切れる
- 有線のみ使用なら、途切れない
- 参考)混乱するかもしれませんが、こんなのもあります。「Snooping機能」
- 参考)中継機がWEX-733DHPS等(WEX-1166シリーズ以外の機種)は、そもそも、ひかりTVに対応していない。
- WEX-1166DHP2(WEX-1166DHP、WEX-1166DHS)を(イーサネットコンバーター)として利用し、WEX-1166DHP2(WEX-1166DHP、WEX-1166DHS)とひかりTVチューナーを 有線で接続した場合には、利用可能。
「ひかりTV for docomo」の場合
参考)ひかりTV(光TV)エラー IP2000 など
参考)
参考)ひかりTVが全く見えない場合の対策は以下。