バッファローの法人向け無線LANアクセスポイント AirStation Pro(WAPM-、WAPS-)の設定方法を機種別に説明。端末(PCやスマホなど)を無線接続するための最小限の設定、天井や壁面への取り付け方を説明。
法人向けアクセスポイントの標準的な初期設定の方法
ランプ
- 前面のランプ(ページ5/109)
- POWER DIAG 5GHz 2.4GHz LAN1 LAN2 (FUNC1 FUNC2)
- 参考)「バッファローの無線LANルーター・法人向けアクセスポイントのランプ(LED)状態の説明 一覧」
RESETする
-
- 先ず、RESETしてください
- 通常、RESETボタンを約3秒間押し続けると、DIAG LEDが赤色点滅するので、放すと出荷時設定になります。
- 先ず、RESETしてください
設定画面を表示する
-
- エアーステーション設定ツールをダウンロード して、PCにインストールしておく
- 法人向けアクセスポイントのLAN1(またはLAN2)ポートに、PCを接続する
- (注意)CONSOLEのポートではない
- PCでエアーステーション設定ツールを起動して、設定画面を表示(方法は2通り)
- 方法1)法人向けアクセスポイントの設定画面を表示する方法
- 方法2)PCのIPアドレスを固定してアクセス
- 設定画面の初期IPアドレスは、192.168.11.100 (DHCP自動取得の失敗時も、192.168.11.100)
- 従って、アクセスポイントをRESETしてから、
- PC(有線接続)のIPアドレスを192.168.11.*(255.255.255.0)に固定して、
- 192.168.11.100をブラウザで開けばよい。
無線で通信できる状態にする
-
- トップページの「無線 LAN の SSID と暗号化を設定する(WEP/TKIP/AES)」(ページ39/109)をクリック
- 使用デバイス:「2.4GHz」と「5GHz」の「どちらか一方」、または「両方」をチェックon
- 「両方」をチェックonすると、「2.4GHz」SSIDと「5GHz」SSIDとは、同じものになる(SSIDでは、区別できない)
- 「2.4GHz」SSIDと「5GHz」SSIDとを異なるものにしたい場合には、「どちらか一方」ずつ、設定する
- SSID:任意の文字(電波の名前を入力。半角英数字記号で 1 ~ 32 文字)
- 認証方式:「WPA2-PSK」
- 暗号化方式:「AES」
- 事前共有キー:任意の文字(無線のパスワードを入力。半角英数字記号で 8 ~ 63 文字)
- 使用デバイス:「2.4GHz」と「5GHz」の「どちらか一方」、または「両方」をチェックon
- 「設定完了」クリック。 通常、これで終了。以下は、詳細な設定をする場合に必要。
- トップページの「無線 LAN の SSID と暗号化を設定する(WEP/TKIP/AES)」(ページ39/109)をクリック
参考)WAN設定はない (アクセスポイントなので)
-
- アクセスポイントには、ルーティング機能がない
-
- 「DHCPから取得」にしても、上位に必ずルーターが必要である
- (CATVモデムの場合にも、アクセスポイントにはルーティング機能がないので、アクセスポイントの上位にルーターが必要)
- システム構成は 【CATVモデム】—【ルーター(必要)】—【アクセスポイント】
- (CATVモデムの場合にも、アクセスポイントにはルーティング機能がないので、アクセスポイントの上位にルーターが必要)
- 「DHCPから取得」にしても、上位に必ずルーターが必要である
-
- 「PPPoEクライアント機能を使用する」は、当然できない
-
- WAPM-APG300N / WAPM-AG300N (簡易ルーター機能のある機種)では設定可能
-
- アクセスポイントには、ルーティング機能がない
参考)LAN設定
-
- IPアドレス(LAN側)を設定する場合には
- 「LAN設定」「IPアドレス」(ページ45/109)で、「IPアドレスの取得方法」を
- 「DHCPから取得」(初期値) or (← 電源OFFするとIPアドレスが変わるので、こちらは非推奨)
- 「手動設定」にする(上位ルーターと同じセグメントにする) (← こちらがお薦め★)
- 「LAN設定」「IPアドレス」(ページ45/109)で、「IPアドレスの取得方法」を
- DHCPサーバー機能(LAN側)は、
- 通常、DHCPサーバー機能(LAN側)は使用しなくてもよい。
- 理由)上位のルーターのDHCPサーバー機能を使用する(法人向けアクセスポイントのDHCPサーバー機能を使用しない)ため。
- DHCPサーバー機能(LAN側)を使用するなら、「LAN設定」「IPアドレス」(ページ45/109)で、
- 「IPアドレスの取得方法」を「手動設定」に設定して
- 「DHCPサーバー機能」を「使用する」にして
- IPアドレスの範囲(上位ルーターと同じセグメントにする。配布するIPアドレスが重ならないように)などを設定
- 通常、DHCPサーバー機能(LAN側)は使用しなくてもよい。
- 参考)ユーザーズマニュアルの「LAN設定」「IPアドレス」のページ
- WAPM-AXETR(ページ42/113)
- WAPM-AX4R(ページ47/119)
- WAPM-AX8R(ページ40/111)
- WAPM-2133TR / WAPM-2133R(ページ46/117)
- WAPM-1750D(ページ36/96)
- WAPM-1266R(ページ45/109)
- WAPM-1266WDPR / WAPM-1266WDPRA(ページ33/95)
- WAPM-1166D(ページ38/94)
- WAPM-APG300N / WAPM-AG300N(ページ50/164) : 注意)★簡易ルーター機能あり
- WAPS-1266(ページ38/96)
- WAPS-APG600H / WAPS-AG300H(ページ34/93)
- WAPS-300WDP(ページ22/75)
- WAPS-AX4(ページ45/107)
- IPアドレス(LAN側)を設定する場合には
機種ごとの初期設定の「かんたん導入ガイド」「取り付け方」
-
- WAPM-AXETR「かんたん導入ガイド」 「天井や壁面への取り付け方」
- WAPM-AX4R「導入ガイド」 「天井や壁面への取り付け方」
- WAPM-AX8R「導入ガイド」 「天井や壁面への取り付け方」
- WAPM-2133TR「かんたん導入ガイド」 「天井や壁面への取り付け方」
- WAPM-1750D「かんたん導入ガイド」
- WAPM-1266R「かんたん導入ガイド」 「天井や壁面への取り付け方」
- WAPM-1266WDPR「かんたん導入ガイド」
- WAPM-1166D「かんたん導入ガイド」
- WAPM-AG300N「かんたん設定ガイド」
- WAPS-1266「かんたん導入ガイド」 「天井や壁面への取り付け方」
- WAPS-APG600H「かんたん導入ガイド」
- WAPS-AG300H「かんたん導入ガイド」
- WAPS-300WDP「設置・導入ガイド」
- WAPS-AX4「導入ガイド」 「天井や壁面への取り付け方」
法人向けアクセスポイントの一覧・機能比較表
- 管理者機能搭載アクセスポイント : AirStation Pro 「商品ラインナップ」
- 「Wi-Fiアクセスポイント一覧PDF」
- 「管理者機能搭載アクセスポイント商品比較表」
参考)