工場や研究所などノイズの多い現場で使用されるSTP(シールド付きツイストペア)ケーブルに対応した法人向けスイッチの型番を説明。
STPケーブルに対応したスイッチ
STPケーブルとUTPケーブルとは
- STP(Shielded Twisted Pair シールド付きツイストペア)ケーブル
- シールドが施されたケーブルであり、遮へい効果によってノイズに対する耐性が高い。
- ただし、アース(接地)しないとノイズ遮蔽の効果はない。
- LANケーブルを接続するポートがプラスチック(絶縁材料)となっているとアースできない
- UTP(UnShielded Twisted Pair シールドなしツイストペア)ケーブル
- 普通のLANケーブルで、シールドが施されていない。
- 参考)「電気設備の知識と技術 UTPケーブルとSTPケーブル」
- 参考)WikiPedia ツイストペアケーブル
STPに対応したバッファローのスイッチ
個人向けのハブは、STP対応もあれば、STP対応でないハブもある。
- 筐体の材質がプラスチックのハブやスイッチは、一般的にSTP対応ではない(アースできないため)
- 筐体の材質がメタルのハブの場合、STP対応のハブもあるし、STP対応でないハブもある。
- 参考)「スイッチングハブ(バッファロー)の選定方法、設定方法、トラブル対策」
- 「LSW4-GT-24NSR 取扱説明書」によると、適合ケーブルはSTP/UTP。
- 「LXW-2G5 取扱説明書」によると、適合ケーブルはSTP/UTP。
- 「LXW-10G2/2G4 仕様」によると、適合ケーブルはSTP/UTP。
- 参考)「スイッチングハブ(バッファロー)の選定方法、設定方法、トラブル対策」
法人向けのスイッチは、ほとんどSTP対応(一部例外あり)。
- バッファローでのSTP対応は、以下の法人向けスイッチに限られる。
- 「仕様」の「適合ケーブル」欄を参照。
参考)