バッファローとTP-Linkのルーターのパススルー機能は、通信データをルーターで処理せずに配下に接続した端末・デバイスにそのまま流すだけのこと。それ以上でも以下でもありません。VPNパススルー機能とPPPoEパススルー機能(PPPoEブリッジ機能)について説明。
VPNパススルー機能を持つ個人向け有線ルーター・無線ルーターの対応状況(PPTPパススルー、IPSecパススルー)の一覧。VPNパススルー機能とPPPoEパススルーを使用する理由、設定方法を説明。
VPNパススルー(PPTPパススルー、IPSecパススルー)、PPPoEパススルーの対応機種と設定
VPNパススルーとは何か
- VPNパススルーとは何か、を知るには(VPNとVPNパススルーが必要な理由がわかる)
- 「VPNとVPNパススルーの仕組み」
- VPNパススルー機能とは、「VPNの通信をそのまま通す」機能。
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- VPNで使用するプロトコルには、PPTPとIPSecがある
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- ルータはNAT(Network Address Translator)/NAPT(Network Address and Port Translator)の機能を持っている。しかし、NATやNAPTを使わないで、VPNに必要なパケットをそのまま通す。
- VPNパススルー機能とは、「VPNの通信をそのまま通す」機能。
- 「VPNとVPNパススルーの仕組み」
バッファローの有線・無線ルーターのVPNパススルー(PPTP/IPSec)とPPPoEパススルーへの対応
- 対応機種(バッファロー)かどうかは、以下を参照
FAQ「VPNマルチパススルーに対応していますか?(Wi-Fiルーター、有線ルーター)」
- 無線ルーター(WXRシリーズとWTRシリーズ、WRMシリーズ、WSRシリーズ、WZRシリーズ)は、
- 設定画面を表示して「詳細設定」で、「セキュリティー」「パススルー」
- WRM-D2133HPはPPTPパススルーとPPPoEパススルーに対応(ページ73/148)
- WSR-1166DHPL2はPPTPパススルーとPPPoEパススルーに対応(ページ82/105)
- WSR-3200AX4SはPPTPパススルーとPPPoEパススルーに対応(ページ140/177)
- WSR-5400AX6SはPPTPパススルーとPPPoEパススルーに対応(ページ156/195)
- WTR-M2133HSはPPTPパススルーとPPPoEパススルーに対応(ページ87/189)
- WTR-M2133HPはPPTPパススルーとPPPoEパススルーに対応(ページ76/165)
- WXR-5950AX12とWXR-5950AX12RはPPTPパススルーとPPPoEパススルーに対応(ページ113/227)
- WXR-2533DHP2とWXR-1900DHP3(ページ64/212)はPPTPパススルーとPPPoEパススルーに対応
- WZR-1750DHP2、WZR-1166DHP2はPPTPパススルーとPPPoEパススルーに対応(ページ50/201)
- 設定画面を表示して「詳細設定」で、「セキュリティー」「パススルー」
- バッファローの有線ルーターは、
- 「セキュリティー」「VPNパススルー」
- 旧機種(WHR-G、WHR-G54S、WHR-HP-G、WHR-HP-G54、BBR-4HG、BBR-4MG、GHR-4RV)
- 「VPNパススルー」「IPSecパススルー」「PPTPパススルー」
TP-Linkの無線ルーターのVPNパススルー、PPPoEパススルー
VPNパススルー(TP-Link)
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- すべてのTP-Linkの無線ルーターはPPTP・L2TP・IPSec (ESP)に対応している
- TP-Linkの無線ルーターは、v6プラスやDS-Liteでは、VPNパススルーは利用できない
PPPoEパススルー(TP-Link)
- IPv6接続(IPoE/IPv4 over IPv6)の場合のPPPoEパススルーの設定
- 6to4 Tunnelを設定する
- 「IPv6」を選択して
- 「Internet Connection Type」を「6to4 Tunnel」を設定する
- 6to4 Tunnelを設定する
参考)