無線LANルーターで、Webサイトが見えない。ただし、YouTubeとFacebookは見えるし、Google検索もできるが、検索結果をクリックすると見えない、という現象の解決策を説明。IPv4接続(PPPoE)やIPv6接続(IPoE/IPv4 over IPv6)が正常に動作していないのが原因。バッファロー、TP-Link、エレコム、NEC、IODATA、ASUSの無線ルーターでの解決策を説明。
YouTubeは見える、Google検索もできるが、他のサイトが見えない対策
不具合の現象
- IPv6に対応したWebサイトは見えるが、IPv4のWebサイトは見えない現象
- ほとんどのWebサイトは、IPv4だけに対応している。また、IPv4とIPv6の両方に対応したWebサイトもある。
- 従って、IPv4通信に不具合が起こると、IPv4だけに対応したWebサイトは見えなくなる
- twitterはIPv4だけに対応です(2023年5月26日現在)
- IPv6とIPv4の両方に対応したWebサイトの具体例
- YouTube
- TikTok
- Googleトップページ(検索エンジン)
- Netflix(動画サイト)
- Wikipedia(インターネット百科事典)
- 参考)「【IPv6対応サイト一覧】自分で対応・非対応を確認する方法は?」
原因と解決策
- 原因)
- IPv6通信はできているが、IPv4の通信ができていないのが原因。
- IPv4接続(PPPoE)やIPv6接続(IPoE/IPv4 over IPv6)のインターネット接続設定ができていない。
- IPv6通信はできているので、LANケーブルなどの配線は正しい。
- NTTのホームゲートウェイを使用していて、ひかり電話を解約した場合などに発生する場合が多い。
- ひかり電話を解約すると、ホームゲートウェイのルーター機能が動作しなくなるため。
- IPv6通信はできているが、IPv4の通信ができていないのが原因。
- 解決策)
- 無線ルーターの設定を正しく行う
- IPv4のインターネット接続ができるように設定(IPv4のPPPoE接続に設定)する。PPPoEのプロバイダ情報が正しくない場合には修正する。
- または、IPv6接続(IPoE/IPv4 over IPv6)を再設定する。
- 無線ルーターの設定を正しく行う
無線ルーターがバッファローの場合の解決策は、以下
無線ルーターがTP-Link、エレコム、NEC、IODATA、ASUSの場合の解決策