バッファローのWi-Fi 6対応の無線LANルーター(WXR-6000AX12B、WXR-5700AX7B、WSR-5400AX6B、WSR-3200AX4B、WSR-1800AX4B、WSR-1500AX2B)の仕様の違いを比較し設定方法を説明。Wi-Fi EasyMesh、TWT(Target Wake Time)についても説明。Wi-Fi 6(802.11ax)で、無線の通信速度が速くなる。また、全機種とも、WPA3にも対応、IPv6接続も可能、Wi-Fi EasyMeshにも対応、「ネット脅威ブロッカー」は搭載なし。
また、WXR-6000AX12S、WXR-5700AX7S、WSR-5400AX6S、WSR-3200AX4S、WSR-1800AX4S、WSR-1500AX2Sは、型番末尾『B』の機種とハードウェアは全く同じもので、違いは「ネット脅威ブロッカー」を搭載している事。
型番末尾が『P』と『S』と『B』の機種 の違い
- メディアの記事
- WiFiルーターとしての仕様は全く同じ
- 「ネット脅威ブロッカー プレミアム」・「ネット脅威ブロッカー ベーシック」の搭載/非搭載の違いのみ
- 「型番末尾が『P』の機種」
→「ネット脅威ブロッカー2 プレミアム」(1年間無料ライセンス付)搭載 - 「型番末尾が『S』の機種」
→「ネット脅威ブロッカー プレミアム」または「ネット脅威ブロッカー ベーシック」を搭載 - 「型番末尾が『B』の機種」
→「ネット脅威ブロッカー プレミアム」も「ネット脅威ブロッカー ベーシック」も非搭載
- 「型番末尾が『P』の機種」
型番末尾が『P』の機種が必要な理由(推測です)
- 型番末尾が『B』の機種に加えて、型番末尾が『P』の機種が必要な理由は、「ネット脅威ブロッカー2」
- 「ネット脅威ブロッカー」のデータベースの供給、フィルタリングのジャンル情報の提供を
カスペルスキー社からデジオン社に変更して、「ネット脅威ブロッカー2」と名称を変更した。-
- カスペルスキー社に影響されない機種が欲しかった?
- カスペルスキー社の製品は使っていない事を示すために製品型番を『P』にした。
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- 「ネット脅威ブロッカー」のデータベースの供給、フィルタリングのジャンル情報の提供を
Wi-Fi6対応ルーター(WXRシリーズ、WSRシリーズ)の比較表
「Start! Wi-Fi 6 Wi-Fi 6で、生活が変わる。」
Wi-Fi6対応ルーター(WXR-6000AX12B、WXR-5700AX7B、WSR-5400AX6B、WSR-3200AX4B、WSR-1800AX4B、WSR-1500AX2B)比較表
WXR-6000AX12SB | WXR-5700AX7B | WSR-5400AX6B |
WSR-3200AX4B | WSR-1800AX4B |
WSR-1500AX2B | |
位置付け | フラグシップ モデル |
ハイパフォーマンス モデル |
プレミアム モデル |
スタンダード モデル |
エントリー モデル |
エントリー モデル |
推奨利用環境 | 戸建て3階建 マンション4LDK |
戸建て2階建 マンション3LDK |
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端末台数 同時使用人数 |
36台 12人 |
32台 11人 |
30台 10人 |
21台 7人 |
14台 5人 |
12台 4人 |
発売日 | 2022年6月 | 2022年7月 | 2022年6月 | 2022年5月 | 2022年5月 |
2022年5月 |
参考価格 | ¥38,300 |
¥27,300 | ¥17,800 | ¥12,900 | ¥8,800 | ¥7,000 |
幅X高さX奥行 | 300×195×75mm 本体のみ(アンテナおよび突起部除く) |
230×163×60mm 本体のみ(付属品および突起物等を除く) |
59×177×175mm (付属品および突起物を除く) |
37.5×160×160mm (付属品および突起物を除く) |
36.5×160×160mm 本体のみ(付属品および突起物を除く) |
40×148×133mm 本体のみ(付属品および突起物を除く) |
重量 | 約1580g | 約830g | 約650g | 約390g | 約373g | 約300g |
消費電力 | 34.0W | 28.8W | 14.6W | 15W | 11.0W | 8.8W |
アンテナ | 外部アンテナ 5GHz/2.4GHz共通:4 本・無指向性 5GHz専用:4 本・無指向性 |
外部アンテナ5GHz/2.4GHz共通:3本 5GHz専用:1本 |
内蔵アンテナ 5GHz専用:4本 2.4GHz専用:2本 |
内蔵アンテナ 5GHz/2.4GHz共通:4本 |
内蔵アンテナ 5GHz専用:2本 2.4GHz専用:2本 |
内蔵アンテナ 5GHz/2.4GHz共通:2本 |
USB インターフェース |
USB 3.2 (Gen1) ※初期設定はUSB 2.0 USB Type-A×1(端子形状) |
USB 3.1 (Gen1) ※初期設定はUSB 2.0 USB Type-A×1(端子形状) |
USBインターフェースは、なし | |||
有線LAN |
INTERNETポート: 10Gbps×1 |
INTERNETポート: 1Gbps×1 |
INTERNETポート: 1Gbps×1 |
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LANポート: 10Gbps×1、1Gbps×3 |
LANポート: 1Gbps×4 |
LANポート: 1Gbps×4 |
LANポート: 1Gbps×3 |
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中継機能 | △ 接続可能親機は WXR-5950AX12 WXR-6000AX12S WXR-6000AX12B のみ |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
WiFi6 (11ax) |
5GHz:11ax対応 2.4GHz:11ax対応 |
5GHz:11ax対応 2.4GHz:11ax非対応 |
5GHz:11ax対応 2.4GHz:11ax対応 |
5GHz:11ax対応 2.4GHz:11ax非対応 |
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IPv6 | ◎(IPv6接続の設定方法) |
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WPA3 | ◎(WPA3対応の無線ルーター) |
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バンドステアリング | ◎ (バンドステアリング) |
〇 (バンドステアリングLite) |
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VPNサーバー機能 | ◎ (VPNサーバー機能の設定方法) |
X |
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ネット脅威ブロッカー | 型番末尾『B』の機種は、 「ネット脅威ブロッカー ベーシック」も「ネット脅威ブロッカー プレミアム」も非搭載 |
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Easy Mesh | ◎(EasyMesh設定方法) | |||||
資料 | 取扱説明書・設定方法などの詳細 | 取扱説明書・設定方法などの詳細 | 取扱説明書・設定方法などの詳細 | 取扱説明書・設定方法などの詳細 | 取扱説明書・設定方法などの詳細 | 取扱説明書・設定方法などの詳細 |
WXR-6000AX12SB | WXR-5700AX7B | WSR-5400AX6B |
WSR-3200AX4B | WSR-1800AX4B |
WSR-1500AX2B |
参考)
TWT (Target Wake Time)機能について
- スマートフォンなど端末のバッテリー消費を抑える「TWT(Target Wake Time)」という技術
- Wi-Fi6(802.11ax)で導入された省電力機能(Wi-Fi5では非対応だった)
- Wi-Fi親機から端末へのデータ通信タイミングを調整し、信号受信待機の必要がない時に端末側の通信機能をスリープ状態へ移行させることで消費電力を抑え、バッテリーを長持ちさせることができる
- スマホなど端末側も、TWT対応である必要がある
- iPhoneは、iPhone11シリーズ、iPhone12リーズ、iPhone13シリーズ、iPhoneSE(第2世代)がTWTに対応
- Androidは、対応いろいろ
- 参考)仕組み等の詳細は、
- 機種ごとの対応
- WXR-6000AX12B、WXR-5700AX7B、WSR-5400AX6B、WSR-3200AX4B、WSR-1800AX4B、WSR-1500AX2Bは、TWT機能を常に有効に設定(無効にできない)
- WXR-5950AX12は、TWT機能を搭載していない
- WXR-6000AX12S、WXR-5700AX7S、WSR-5400AX6S、WSR-3200AX4S、WSR-1800AX4S、WSR-1500AX2Sは、TWT機能を常に有効に設定(無効にできない)
参考)Wi-Fi 6(802.11ax)対応のWi-Fiアダプター
- Wi-Fi 6対応のバッファローのWi-Fiアダプター(無線LAN子機)は、「WI-U3-1200AX2」
参考)法人向けのWi-Fi 6(802.11ax)対応について
注意)パソコンでSSIDが表示されないトラブル
参考)具体的な設定方法は、従来の製品と同じで良い(以下を参照)
参考)WPA3に対応
参考)中継機として設定する場合
参考)
参考)WiFi6対応の中継機