バッファローの「スマート引っ越し」機能。無線ルーター買い替え時に、プロバイダー情報や設定も引き継ぐ機能(クラウド経由)

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バッファローの無線ルーターの「スマート引っ越し」機能の説明。バッファローのルーターから、バッファローのルーターに買い替える時に、SSIDとパスワードに加えて、プロバイダー情報(ISP情報)や設定を引き継ぐ機能。

「スマート引っ越し」機能のしくみ

  • 旧ルーターと新ルーターとの間で、引き継ぐ情報は、クラウド上のメモリを経由して受け渡すしくみ。
  •  従って、旧ルーターと新ルーターに次の条件が必要。
    • 旧ルーター(引っ越し元のルーター)がクラウドにアップロードする能力を持っている
    • 新ルーター(引っ越し先のルーター)がクラウドからダウンロードする能力を持っている
  • 対応する機種とファームウェアバージョンは以下

バッファローの引っ越し機能は、2種類(無線引っ越し、スマート引っ越し)

  • バッファローの引越し機能には、2種類ある。「無線引っ越し」と「スマート引っ越し」。
    • 「無線引っ越し」
        • 従来から、提供されている機能。
        • 引き継ぐ情報)
          • 無線SSIDと無線パスワードだけを引き継ぐ機能。
        • 仕組み)
          • 旧ルーターから、無線で直接、新ルーターへコピーする。
          • 旧ルーター →→転送→→ 新ルーター
    • 「スマート引っ越し」
        • 2022年から対応中の機能。
        • 引き継ぐ情報)
          • 無線SSIDと無線パスワードの引継ぎに加えて、プロバイダー接続情報も引き継ぐ
        • 仕組み)
          • 旧ルーター →→Upload→→ クラウド →→Download→→ 新ルーター

「スマート引っ越し」 機能とは何か、設定方法

「スマート引っ越し」機能の問題点、注意点

  • いくつかの問題点や注意点がある。
    • スマート引っ越し機能をサポートするのは、バッファローの製品かつ2022年春以降のファームウェアのみ
      • ファームウェアのバージョンを確認して、アップデートすることが必要
    • スマホ用アプリ「StationRadar」(Ver.2.6以降)が必要
    • 旧ルーターも正常に動作する必要がある
      • 旧ルーターが故障してから、新ルーターを購入する場合には、厳しい
        • (故障前に、旧ルーターの情報をクラウドにアップロードしておけば良いが・・・)
    • 新ルーターも正常に動作する必要がある
      • 新ルーターをインターネットに接続するのが、ユーザーの一番の目的。
      • まずは、普通にインターネットに接続することを最優先させたいはず。
        • (その先のことまで、初期設定段階で考えたくない)
    • 不具合もあるかも

結論)スマート引っ越し機能は、使わない

    • 無線ルーターの初期設定時には、スマート引っ越し機能(無線引っ越し機能も)を使わない
      • 手動での初期設定を行って、インターネット接続することを優先するのが良い。
        • (旧ルーターの設定をきちんと見直すチャンス、と考える方がよい)
    • 理由1)スマート引っ越し機能を活用するのは、初心者にはきびしい。
      • 従来の無線引っ越し機能よりも、操作がめんどう
    • 理由2)機能自体に不具合がある(今後改善はされるが)
      • 2023/06/26のファームウェア修正内容
        • 例)WXR-6000AX12シリーズ「スマート引っ越し機能で以下の設定が保存されない問題を修正しました」
          – PPPoEパススルー設定
          – PPTPパススルー設定
          – UPnP設定

「スマート引っ越し」の設定方法

参考)

バッファローの無線ルーターの初期設定は、無線引っ越し機能を使用せず新規設置編で設定するのが良いかも

無線ルーター(WNR、WXR、WSR、WHR、WCR、WZR、WTR、WRM)の設定方法、つながらない対策(バッファロー)

 

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