NEC Aterm 無線ルーターの初期設定は「Wi-Fi設定引越し」機能を使用せず、新規設置編で設定するのが良いかも
NEC Atermの無線ルーターのWi-Fi設定引越し機能のメリットとデメリットを説明。旧ルーターから新ルーターにコピーされるのは、旧SSIDと旧パスワードのみ。Wi-Fi設定引越し機能では、プロバイダ情報はコピーされない。従って、Wi-Fi設定引越し機能が成功しても、プロバイダ情報の設定は必要。それなら、最初から新規設置編で設定するのが良い。
NEC Atermの無線ルーターの初期設定は、
セットアップガイドの新規設置編で設定する
Wi-Fi設定引越し機能について
- Wi-Fi設定引越し機能で、旧ルーターから新ルーターにコピーされるのは、旧SSIDと旧パスワードのみ。
- Wi-Fi設定引越し機能は、WPSボタンを使用する
- Wi-Fi設定引越しでは、プロバイダ情報はコピーされない
- Wi-Fi設定引越しで、旧SSIDと旧パスワードのコピーがうまくいったとしても、新ルーターには、必ずプロバイダ情報を設定する必要がある（IPv4接続PPPoEの場合。IPv6接続（IPoE/IPv4 over IPv6）の場合には、自動で設定される）。
- Wi-Fi設定引越しでは、6GHz帯のネットワーク名（SSID）と暗号化キーは引き継ぎされません。
- Wi-Fi設定引越しには、メリットもあるが、デメリットもある
- メリット：PCやスマホなどの端末に、新SSIDや新パスワードを設定し直さなくてすむ
- PCなど端末の数が多い（10台以上）場合は便利
- デメリット：古い暗号化方式などを引き継ぐので、新ルーターの機能を活かせない可能性ある。通信スピードが遅くなる可能性もある。
- 特に、iPhone、ipadを使用する人は、今後、無線接続ができなくなる可能性がある。Wi-Fi設定引越し機能は使用しないことを推奨する
- メリット：PCやスマホなどの端末に、新SSIDや新パスワードを設定し直さなくてすむ
Wi-Fi設定引越しの設定を１回か２回試してみて、うまく行かなかったら、すぐにやめよう。
新ルーターをRESETしてから、セットアップガイドの「新規設置編」をみて、初期設定しよう。
「新規設置編」で設定すると、設定も簡単で、通信スピードも速くなる可能性が高い
- つなぎかたガイドの「新規設置編」で設定することを強くお奨めします。
- まず、新ルーターをRESETしてから、（RESETしないと、設定に失敗する確率が上がります）
- RESETの方法 ：「RESET」スイッチで初期化する
- つなぎかたガイドの「新規設置編」で設定
- たとえWi-Fi設定引越し機能が成功したとしても、あとでトラブルが起こった場合、新ルーターをRESETする場合がある。その時には旧ルーターのSSIDは消えてしまう。そこでつながらないと騒ぐよりも、最初から新しいSSIDだけを使う方が良い。
- まず、新ルーターをRESETしてから、（RESETしないと、設定に失敗する確率が上がります）
無線ルーターの具体的な設定方法は、以下
参考）Wi-Fi設定引越し機能の設定手順
- FAQ「Wi-Fi設定引越し機能を使用して、Wi-Fi設定の引き継ぎを行いたい」
- WG1200HP4「Wi-Fi設定を変更しないで親機を本商品に入れ替える（Wi-Fi設定引越し）」
- WG2600HP2「Wi-Fi設定を変更しないで親機を本商品に入れ替える（Wi-Fi設定引越し）」
- WX3600HP「Wi-Fi設定を変更しないで親機を本商品に入れ替える（Wi-Fi設定引越し）」
- WX11000T12「Wi-Fi設定を変更しないで親機を本商品に入れ替える（Wi-Fi設定引越し）」
参考）iPhone や iPad 関連の情報
iOS14、iPadOS14以降だと、Wi-Fiが「安全性の低いセキュリティ」と表示される原因と対策（バッファロー、TP-Link、エレコム、NEC、IODATA）
参考）他メーカーの引っ越し機能
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