TP-Linkの無線ルーターで保護者による制限(サイトを制限、子どもが深夜にネットできない等)の設定方法
TP-Linkの無線ルーターで保護者による制限(ペアレンタルコントロール)の設定方法を説明。ルーター設定画面での設定、Tetherアプリでの設定の2通りの設定方法を説明。
特定の端末(例:スマホやゲーム機、PCなど)を指定して、特定のサイト制限、子どものネット利用時間の制限が可能。もちろん、親の使用するパソコンやスマホなどはいつでもネットを使用できる。
ペアレンタルコントロールの概要
- ネットワークを常時接続していると、子どものネットの使いすぎが心配になるが、キッズタイマー機能を使えば、時間帯によるアクセス制限をかけることができる。
- 端末を指定してネット利用できる時間を設定するだけなので、制限のかかっていない親のパソコン等は自由に使える。
- キッズタイマーの対象は、端末すべて(MACアドレスで指定)。
- 有線(LANケーブル)で接続している端末も、無線で接続している端末も、対象。
- ペアレンタルコントロールには2種類ある。
- キッズタイマー機能 : 端末ごとに時間帯を指定して接続を制限する
- Webフィルタリング機能 : 有害サイトの閲覧を端末ごとに制限できる
- (制限できるのは、httpサイトのみ。httpsサイトは不可。)
- 注意)プライベートアドレス、ランダムMACアドレス のスマホやタブレット
- iOS14やAndroid10など、2020年以降に発表されたOSではユーザーのプライバシー保護のため各OSを積んだスマートフォンなどのMACアドレスをランダムに変更可能となった。
- ペアレンタルコントロールは端末のMACアドレスを対象に制御を行うためこれらの機能は利用できないので、各端末のプライベートアドレスやランダムMACアドレスを無効化する必要がある
「保護者による制限」の設定方法
機種によって、設定方法には2つある。(Tetherアプリから設定 と 設定画面から設定)
1)Tetherアプリからの設定方法
Tetherアプリについて
- Tetherアプリを使用するとAndroidスマートフォンやタブレット、iPhone、iPad上で簡単にTP-Link製品を設定可能
Tetherアプリでの操作方法
- TP-Linkルーターにログインする
- 画面右下の「ツール」ボタンをタップ
- メニューから「保護者による制限」をタップ
- 「保護者による制限」をONにして、
- 「子供」で、対象となる端末を選択して
- 「スケジュールで設定できます」で、スケジュールを設定して
- 「許可されているウェブサイト」で、アドレスを入力してフィルタリング設定する
- これで、設定完了
2)設定画面からの設定方法(機種により2方法)
FAQ「保護者による制限(ペアレンタルコントロール)の設定方法(タブ型管理画面の機種)」
FAQ「保護者による制限機能の使い方 (Case2: プロファイル形式)」
「保護者による制限」のルーター設定画面例
参考)バッファローの無線ルーターの場合