エレコムの中継器の設定方法、つながらない対策
エレコム(ELECOM)の中継器(中継専用器)の初期設定をテキストで説明。
一般的に、エレコムの中継器は、親機がエレコム以外の製品であっても中継器として使用可能(親機の設定変更が不要なので簡単)。ただし、Mesh対応の中継器は、親機もエレコムの製品でMesh対応であることが必要。
エレコムの中継器の設定方法
中継器とは、そもそもどういうものか
エレコムの中継器
中継器の働きと仕組み
- 距離が遠いor厚い壁があるなどの理由で、親機の電波が届かないため、
PCやスマホのインターネットへの接続が不可能、不安定な場合に中継器を導入します。 - 中継器の働きは、以下。
- 中継器が、親機の電波を受信して
- 中継器が、受信した親機の電波を、強くして送信することにより
- PCやスマホに届く電波が強くなることで、安定して通信ができるようにする
中継器はどこに置く?
- 親機の電波を受信できなければ、中継器として動作できません。
- 中継器の初期設定をする時は、親機のすぐそばで設定する
- 中継器の設定完了後は、親機の電波が届く範囲内(で、端末に近い所)に置く。
- 中継専用機の場合には、ランプで電波状態を確認できる
中継器の設定方法
中継器の設定方法(全体)は以下のリンクで、型番を選択すればよい
中継器の設定での注意点
- 親機が他社製品でWPSボタンがある場合
- 設定の最初に、中継器のRESETを必ず行うこと(電源OFF/ONではなくて、RESETボタンを押す)。
- RESET方法は、機種によるが、「 WPS/RESET」ボタンを10秒間押し続けるなどです。
- これは、よく忘れるので注意。必須です。
- 中継器の設定に失敗して、もう一度設定をやり直すときにも、必ずRESETすること。
- 中継器と端末(PCやスマホ)とを接続して設定する。 (親機ではなくて、中継器と端末とを接続)
- 中継器と端末とを無線接続して設定する場合には、
- 端末を無線接続するのは、中継器です(端末と親機とを無線接続するのではない。SSIDに注意)
- 中継器とPCとを有線接続して設定する場合には、
- PCをLANケーブルケーブルで有線接続するのは、中継器のLAN端子です
- 中継器と端末とを無線接続して設定する場合には、
- 親機のSSIDは、半角英数字のみを使用する
- 親機のSSIDに日本語(マルチバイト)が含まれていると、接続できない場合がある。
機種ごとの初期設定手順
- WMC-S1267GS2-W e-Mesh専用中継器
- 初期設定方法:【WMC-S1267GS2-W】専用ページ
- WRC-300FEBK-R WRC-733FEBK-R
- 初期設定方法【フローチャート】困った場合のフローチャート(WRC-シリーズ)
- この2機種は、エレコムが使用中止を呼び掛けています。
- エレコム「無線LANルーターなどネットワーク製品の一部における脆弱性に関して」(2021年7月6日)
- WSC-X1800GS-B e-Mesh専用中継器
- 初期設定方法:【WSC-X1800GS-B】専用ページ
- WTC-X1800GC
- 初期設定方法:【WTC-X1800GC-W】専用ページ
- 【WTC-300HWH/WTC-733HWH】(2.4GHz)初期設定をしたい/ルータとの接続方法は?/最初の設定はどのようにするのか
- 【WTC-733HWH2】(2.4GHzと5GHz)初期設定をしたい/ルータとの接続方法は?/最初の設定はどのようにするのか
- 【WTC-C1167GCシリーズ】初期設定手順(親機にWPS機能が無い/WPS接続がうまくいかない場合)
- WTC-1167USシリーズ
参考)中継器の製品Q&A
参考)