ゲストポート(ルーターがブリッジモードの場合)につながらない場合の対策(バッファロー)
バッファロー無線ルーターのエアステーション(AS)がブリッジモード(アクセスポイントモード、APモード)の場合に、ゲストポートにつながらない場合の2つの対策方法を説明。
ゲストポート(ルーターがブリッジモード)につながらない対策
ASがブリッジ(AP、アクセスポイント)モードの場合、ゲストポートが動作しない時の対策は、2つの方法がある。
まず、接続端子を確認
- 上位のルーターとの接続に注意
- 上位のルーターからのLANケーブルが、ASのInternet端子に接続されていることを確認すること。
- (理由:上位のルーターからのLANケーブルが(LAN1~LAN4)のいずれかに接続されていると、ゲストポートは動作しない)
- 上位のルーターからのLANケーブルが、ASのInternet端子に接続されていることを確認すること。
方法1(ASをブリッジモードのままにする)
- 無線ルーター(AS)の設定画面を表示して
- 「詳細設定」の[LAN]-[LAN](ページ85/227)で
- LAN側IPアドレス(上位ルーターと同じセグメントにする)を設定
- IPアドレス(上位ルーターと同じセグメントで、他の機器と重複しないIPアドレスにする)
- 例)上位ルーターが192.168.1.1の場合なら、192.168.1.135
- サブネットマスク を設定(上位ルーターと同じ)
- (上位ルーターに、DHCPサーバー機能がない場合には必須)
- IPアドレス(上位ルーターと同じセグメントで、他の機器と重複しないIPアドレスにする)
- 「拡張設定」: 「表示する」チェックonして
- 「デフォルトゲートウェイの通知」
- 「DNSサーバーの通知」に、上位ルーターでの設定と同じ内容を入力する
- LAN側IPアドレス(上位ルーターと同じセグメントにする)を設定
方法2(ASをルーターモードにする)Wルーター
- ASの物理スイッチをルーターモード(AUTOでなくて固定)に変更して、Wルーター(ダブルルーター)とする。
-
-
- 理由)ASの「詳細設定」の[Internet]-[Internet]は、ルーターモードでのみ表示されるため。
-
- ASの設定画面を表示して
- Internet側は、ASの「詳細設定」の[Internet]-[Internet](ページ76/227)の「IPアドレス取得方法」で、以下のどちらかの設定を行う
- 「DHCPサーバーからIPアドレスを自動取得」チェックon
- 他の設定(「拡張設定」など)は、特に必要ない
- または「手動設定」チェックon
- IPアドレスを設定 (上位ルーターと同じセグメントで、他の機器と重複しないIPアドレス)
- 例)上位ルーターが192.168.1.1の場合なら、192.168.1.135
- サブネットマスク を設定(上位ルーターと同じ)
- 「拡張設定」に
- デフォルトゲートウェイ 設定 (上位ルーターのIPアドレスを設定)
- DNSサーバーアドレス 設定 (上位のルーターでの設定と同じ内容を入力する)
- IPアドレスを設定 (上位ルーターと同じセグメントで、他の機器と重複しないIPアドレス)
- 「DHCPサーバーからIPアドレスを自動取得」チェックon
- LAN側は、上位ルーターと同じセグメントにすることはできない(ルーターモードの仕様)。
(注意)LAN側は、Internet側とは異なるセグメントにする必要あり(DHCPサーバー機能の設定など)。
-
-
参考1)ASにプリンタが無線接続してあって、上位ルーター直下のPCから印刷する場合には、方法2では実現できない(PCから印刷できなくなる)。方法1で実現すること。
-
参考2)Wルーターにした場合、ゲストポートからインターネットに接続できるようにはなるが、通常のSSID接続とゲストポート接続とがお互いに見えてしまうので、注意。
参考)