インターネットマンションやホテルのインターネット構築方法(各部屋間の通信は禁止する)(バッファロー)
BS-GSシリーズ、BS-GSLシリーズのスイッチを使用した、インターネットマンションのインターネット構築方法(各部屋間の通信は禁止する)と必要な機器設定を説明。マンションだけでなく、ホテルなどでも応用可能。
マンションの住人へインターネット環境を提供する方法
マンション住人の部屋ではインターネットのみ接続可能とし、部屋間の通信は禁止する設定を行うことができます。BS-GSシリーズ、BS-GSLシリーズのスイッチを使用し、インターネットマンションモードを設定することで実現する。
例4:マンションの各部屋間の通信を禁止する(インターネットマンションモード)
設定の概要
- BS-GSシリーズのスイッチを使用して
- [基本設定]-[VLAN]-[VLAN設定]で
- 「VLANモード」欄で「インターネットマンション」を選択
- ポート1、2をUplinkに設定(ポート1にルーター、ポート2に管理用PCを接続)、
- その他のポート(ポート3~)をDownlinkに設定(ポート3~を各部屋へ)、
- [適用]
- [基本設定]-[VLAN]-[VLAN設定]で
インターネットマンションモードのポートの考え方
- Downlinkポートが通信できるのは、Uplinkポートとだけ
- Downlinkポート同士での通信はできない
- Uplinkポートはすべてのポートと通信できる
- 従って、インターネットへの経路(ルーター)や管理用PCを、Uplinkポートに接続する
- トラブル発生時には、管理用PCをUplinkポートに接続するが、通常はDownlinkポートに接続するのをおすすめ。
部屋数がポート数よりも多い場合、2台のBS-GS(L)をカスケード接続する
- マンションの部屋数が30部屋あって、1台のBS-GSシリーズのスイッチではポート数が足りない場合、
- もう1台のBS-GSシリーズのスイッチをカスケード接続する
- 上位のスイッチのDownlinkポートと、下位のスイッチのUplinkポートとをLANケーブル接続(カスケード接続)する
- もう1台のBS-GSシリーズのスイッチをカスケード接続する