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バッファローの法人向け無線LANアクセスポイントのプライバシーセパレーターの２つの方式を説明。「STAセパレーター」「SSIDセパレーター」の２つの方式の違い等を具体的に説明。プライバシーセパレーターの仕様は、法人向けと個人向け無線ルーターとで異なる。

アクセスポイントの機種（バンドステアリング機能の有無）によって、設定方法や通信可能/不可能の判断が異なる。
WAPM-AXETR、WAPM-AX4R、WAPM-AX8Rのプライバシーセパレーターには、「STAセパレーター」「SSIDセパレーター」「ゲストポート」の３つの方式がある。

STAセパレーター、SSIDセパレーターとは何か（バンドステアリング機能あり）［無線設定］［SSID設定］［編集］

STAセパレーター　（バンドステアリング機能　あり）

• 無線規格(11g：2.4GHz、11a：5GHz、11x：6GHz）に関わらず、接続されている全ての無線機器同士の通信を禁止します。
• （制限の及ぶ範囲がStation全体）

STAセパレーター（バンドステアリング機能あり）

SSIDセパレーター　（バンドステアリング機能　あり）

• 同じSSIDに接続している無線機器とは通信が可能。
• 違うSSIDに接続している無線機器との通信を禁止します。
• （制限の及ぶ範囲は、同じSSIDの範囲）

SSIDセパレーター（バンドステアリング機能あり）

• WAPM-AXETRのプライバシーセパレーター（ページ66/113）と
• WAPM-AX4Rのプライバシーセパレーター（ページ71/119）と
• WAPM-AX8Rのプライバシーセパレーター（ページ64/111）では、以下の4つの設定が可能
  • 「STAセパレーター」
  • 「SSIDセパレーター」
  • 「ゲストポート」
  • 「使用しない」
• WAPM-1266Rのプライバシーセパレーター（ページ58/99）では、以下の3つの設定が可能
  • 「STAセパレーター」
  • 「SSIDセパレーター」
  • 「使用しない」
• 注意）プライバシーセパレーター機能は、有線LAN端子経由の通信を禁止するものではない。そのため、無線機器のプロキシなどを経由した通信は、制限できない。

STAセパレーター、SSIDセパレーターとは何か（バンドステアリング機能なし）［無線設定］［無線セキュリティー］

STAセパレーター　（バンドステアリング機能　なし）

• 無線規格(2.4GHz、5GHz、6GHz）ごとに設定する。同じ無線規格に接続しているすべての無線機器同士の通信を禁止します。
• （制限の及ぶ範囲は、同じ無線規格の範囲）

STAセパレーター（バンドステアリング機能なし）

SSIDセパレーター　（バンドステアリング機能　なし）

• 同じSSIDに接続している無線機器とは通信が可能。
• 違うSSIDに接続している無線機器との通信を禁止します。
• （制限の及ぶ範囲は、同じSSIDの範囲）

SSIDセパレーター（バンドステアリング機能なし）

• WAPM-1166Dのプライバシーセパレーター（ページ51/94）では、以下の3つの設定が可能
  • 「STAセパレーター」
  • 「SSIDセパレーター」
  • 「使用しない」
• 注意）プライバシーセパレーター機能は、有線LAN端子経由の通信を禁止するものではない。そのため、無線機器のプロキシなどを経由した通信は、制限できない。

参考）

ルーター（バッファロー）の隔離機能とプライバシーセパレーターとは何か、使用例。