エレコムの無線ルーターの初期設定は「らくらく引っ越し」機能を使用せず、「初めて設置」で設定するのが良いかも
エレコムのらくらく引っ越し機能(らくらく引越し機能)のメリットとデメリットを説明。旧ルーターから新ルーターにコピーされるのは、旧SSIDと旧パスワードのみ。らくらく引っ越し機能では、プロバイダ情報はコピーされない。従って、らくらく引っ越し機能が成功しても、プロバイダ情報の設定は必要。それなら最初から、セットアップガイドの「本製品を初めて設置する方はこちら」で設定するのが良い。
エレコムの無線ルーターの初期設定は、
セットアップガイドの「初めて設置」で設定する
らくらく引っ越し機能について
- らくらく引っ越し機能で、旧ルーターから新ルーターにコピーされるのは、旧SSIDと旧パスワードのみ。
- らくらく引っ越し機能は、「WPSボタンを約15秒間押し続ける」ことで開始する
- らくらく引っ越し機能では、プロバイダ情報はコピーされない
- らくらく引っ越し機能で、旧SSIDと旧パスワードのコピーがうまくいったとしても、新ルーターには、必ずプロバイダ情報を設定する必要がある(IPv4接続PPPoEの場合。IPv6接続(IPoE/IPv4 over IPv6)の場合には、自動で設定される)。
- らくらく引っ越し機能には、メリットもあるが、デメリットもある
- メリット:PCやスマホなどの端末に、新SSIDや新パスワードを設定し直さなくてすむ
- PCなど端末の数が多い(10台以上)場合は便利
- デメリット:古い暗号化方式などを引き継ぐので、新ルーターの機能を活かせない可能性ある。通信スピードが遅くなる可能性もある。
- 特に、iPhone、ipadを使用する人は、今後、無線接続ができなくなる可能性がある。らくらく引っ越し機能は使用しないことを推奨する
- メリット:PCやスマホなどの端末に、新SSIDや新パスワードを設定し直さなくてすむ
らくらく引っ越し機能の設定を1回か2回試してみて、うまく行かなかったら、すぐにやめよう。
新ルーターをRESETしてから、セットアップガイドの「初めて設置する方はこちら」をみて、初期設定しよう。
「初めて設置」で設定すると、設定も簡単で、通信スピードも速くなる可能性が高い
- セットアップガイドの「初めて設置する方はこちら」で設定することを強くお奨めします。
- まず、新ルーターをRESETしてから、(RESETしないと、設定に失敗する確率が上がります)
- RESETの方法 : RESETボタンで初期化する
- セットアップガイドの「初めて設置する方はこちら」で設定
- たとえらくらく引っ越し機能が成功したとしても、あとでトラブルが起こった場合、新ルーターをRESETする場合がある。その時には旧ルーターのSSIDは消えてしまう。そこでつながらないと騒ぐよりも、最初から新しいSSIDだけを使う方が良い。
- まず、新ルーターをRESETしてから、(RESETしないと、設定に失敗する確率が上がります)
無線ルーターの具体的な設定方法は、以下
参考)らくらく引っ越し機能の設定手順
- WRC-1167GS2「インターネットに接続する」
- WRC-X1800GS「設定を引き継いで本製品のWi-Fiに接続する > らくらく引っ越し機能を利用して接続する」
- WRC-X3000GS2「設定を引き継いで本製品のWi-Fiに接続する > らくらく引っ越し機能を利用して接続する」
- WRC-X3000GSN「設定を引き継いで本製品のWi-Fiに接続する > らくらく引っ越し機能を利用して接続する」
参考)iPhone や iPad 関連の情報
iOS14、iPadOS14以降にアップデートしたらWi-Fiが「安全性の低いセキュリティ」と表示される原因と対策(バッファロー、TP-Link、エレコム、NEC、IODATA)
参考)