会計ソフトaoiroの使用方法(青色申告・複式簿記に対応。個人事業主、フリーランス向け)
青色申告・複式簿記に対応した会計ソフトaoiroの使用方法を説明。個人事業主(フリーランス)としての使用方法に限定。
青色申告会計アプリaoiroの使用方法
会計アプリ「aoiroアオイロ 」とは
何故、aoiroを選択したか
- 例えば、freeeとかマネーフォワードなどにしなかったのか?
- 理由)
- 複式簿記の本質を知りたかったから。
- 高機能なfreeeとかマネーフォワードだと、複式簿記の本質が分かりにくいように感じた。
(高機能で、複式簿記を意識させないのが、メリットでもある)
- 高機能なfreeeとかマネーフォワードだと、複式簿記の本質が分かりにくいように感じた。
- 余計な機能がなくて、シンプルだから。
- 個人事業主なので、簡単な機能で済むはずだと思った。
- 価格が安い。
- 無料で、スタンダード・エディションをずっと使用できる。
- プレミアム・エディション1回だけの買い取り(¥3,900円)で、ずっと使える。
- 他の会計ソフトは、年間で2万円以上となり、今後ずっと支払うことになる。
- 複式簿記の本質を知りたかったから。
青色申告に必要な 最小限の帳簿 と 決算書 を簡単に作成できる無料の会計ソフト
- 会計アプリ「aoiroアオイロ 」
- 64 ビット版 Windows 10 / 11 に対応。macOS Sierra 10.12 以降に対応。
- aoiroをダウンロードする
- 余計な機能はなくて、シンプル
- 電子帳簿保存法に対応
- 仕訳を入力するだけで良い(簿記が分からなくても良い)
- 仕訳の例)
- 事業で使う 100 円の文房具を現金で購入したら
「消耗品費が 100 円増えて、現金が 100 円減った」
という仕訳を入力します。
- 事業で使う 100 円の文房具を現金で購入したら
- 義務づけられた4つの、帳簿と決算書を作れる
- 仕訳帳(★これだけを作成すれば良い。日々記録するのみ)
- 総勘定元帳 ← 仕訳帳から作成できる(勘定科目ごとに取引を記録する帳簿)
- 損益計算書 ← 仕訳帳から作成できる
- 貸借対照表 ← 仕訳帳から作成できる
- 仕訳帳(★これだけを作成すれば良い。日々記録するのみ)
- 仕訳の例)
- 「スタンダード・エディション」(ずっと無料)では、勘定科目の追加はできない
- 「プレミアム・エディション」に変更可能
- スタンダード・エディションのaoiro(無料)から、3,900円でアップグレードできる
- (買い切りなので、月額とか不要)
- (ただし、2025年9月 VISAカードは支払い手段として使用できなかった。PayPalなど別の支払い手段はある)
- サポートに連絡すると、「現象確認済み、MasterCardなどその他のクレジットカードは可能」と。
- 勘定科目の追加が可能
- 家事按分の設定が可能
- スタンダード・エディションのaoiro(無料)から、3,900円でアップグレードできる
会計アプリ「aoiroアオイロ」の使い方
元入金の仕訳(事業開始して、初めての入力)
- 会計年度を設定する 「2025」
- 元入金の仕訳
- 借方(左側)に、日付、普通預金、金額を入力 「8/15 普通預金 22,000円」
- 借方(左側)に、日付、現金、金額を入力 「8/15 現金 2,000円」
- 貸方(右側)に、普通預金と現金の合計金額を記入 「8/15 元入金 24,000円」
費用の仕訳
- 仕入や経費など事業で費用を支出したときは、
- 左側に、費用の赤色の勘定科目(水道光熱費、通信費など)を選択
- 右側に、支払い方法の緑色の勘定科目(現金、普通預金、未払金、事業主借など)
- 個人のお財布から立て替えたり、個人用クレジットカードで支払ったり、生活用などに使っている個人用銀行口座から引き落としになったときは「事業主借」の勘定科目を使う。
- (借)燃料費 (貸)事業主借 ← 購入した日で良い
- 事業用のクレジットカードを使用したら、「未払金」
- (借)燃料費 (貸)未払金 ← 購入した日
- (借)未払金 (貸)普通預金 ← 事業用クレジットカードの支払日(まとめて引き落とし)
- 「事業主借」=事業主からの借入金
- 個人のお財布から立て替えたり、個人用クレジットカードで支払ったり、生活用などに使っている個人用銀行口座から引き落としになったときは「事業主借」の勘定科目を使う。
- 金額欄は、左側と右側とを同じにする
- 「勘定科目の説明」
- 自動車保険や火災保険などに使う勘定科目「損害保険料」になる
- 事業のための固定資産税(固定資産あるなら)や事業税は、勘定科目「租税公課」になる
- 注意)所得税や住民税は、経費にできない
- 事業としてではなく個人として納める税金なので経費にすることはできない(租税公課として仕訳をしてはいけない)
- 個人事業主の場合は、接待交際費はすべて経費にできる(経費にできる接待交際費の上限など難しいルールは、ない)
- 自宅を事務所としている場合には、水道光熱費や家賃も経費として支出できる
-
- 電気代は、事業用として(50%とか)認められる(エアコン電気代高いし、家賃を経費としないので50%でいいか)
- ガス・水道は、仕事に直結していないので、認められない場合が多い。
-
収益の仕訳
- 売上など事業の収入があったときは
- 左側に、代金の受け取り方法の緑色の勘定科目(現金、普通預金、売掛金、事業主貸など)
- 「事業主貸」=事業主に対する貸付金
- 右側に、青色の勘定科目(売上、雑収入など)
- 金額欄は、左側と右側とを同じにする
- 1 ヶ月分の売上をまとめて 1 件の仕訳として入力してもかまわない
- 講習会の講師料を1ヶ月分にまとめるなど(スマホ講師7月分)
- 2日分をまとめてもよい
- 左側に、代金の受け取り方法の緑色の勘定科目(現金、普通預金、売掛金、事業主貸など)
仕訳ができると、必要な帳簿と決算書ができる
- 「仕訳帳」・「総勘定元帳」・「損益計算書」・「貸借対照表」の表示と PDF ファイル保存ができる
青色申告できる
- 損益計算書と貸借対照表の内容を
国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」に転記していけば青色申告決算書が完成
会計アプリ aoiro使用時の注意
- バックアップを忘れない
- 「データーの管理」「バックアップの作成」
- ファイル名を決めて「保存」
- 「報酬から源泉徴収されているとき」
- 「勘定科目」の説明
複式簿記記入でのTips(成功のコツ)
- 領収書を保存
- 日付、内容、金額を明確にしておく(領収書にメモするのが良い)
- 帳簿の確認
- クレジットカードの使用内訳との一致を確認
- クレジットカードの使用内訳 と aoiro記載内容 との一致を確認
- ETCカードは、クレジットカードへの請求が遅くなる(3週間)場合あり
- 普通預金からの引落が翌月か、翌々月になる場合ある
- 普通預金の残高との一致を確認
- 現金の残高との一致を確認
- クレジットカードの使用内訳との一致を確認
参考)

