ホテル用Wi-Fiルーター WMR-300の設定方法、つながらない対策(バッファロー)
バッファローのホテル用Wi-FiルーターWMR-300(トラベルルーター)の設定方法を、使用形態ごとにわかりやすく説明。
WMR-300には、動作モード(ルーターモードとブリッジ(AP)モード)を切り換えるための、物理的なスイッチがないです。まずRESETして、ルーターモードにして設定画面に入ってから動作モードを切り替えます。
WMR-300 マニュアル
- WMR-300取扱説明書の一覧
- WMR-300 設置/配線手順と仕様/詳細情報 : 各部の名称とはたらき、仕様/出荷時の設定
- WMR-300 エアステーション設定ガイド : 設定画面を表示する方法、設定方法
- 来客者用ネットワークの設定方法 : ゲストポートの設定方法
WMR-300の使用形態
- ホテルなどの有線LANをWiFi化 : ルーターモード か ブリッジモード
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- 【上位ルーター】———【WMR-433W】))) PC、スマホ
WMR-300 使用上の注意点
- PPPoEを使用する機能なし(CATVなどのDHCPには使用できる)
- PPPoE機能を搭載していないため、PPPoEによるユーザー認証が必要なプロバイダーを使う場合には、ルーターとしては利用できない
- USBケーブルで、電源を供給(通信には使用しない)
- LAN側IPアドレスは 192.168.13.1
- [RESET]ボタンを押す(6秒以上)と初期化されて、このIPアドレスになる
- 設定画面のトップで、ブリッジモードに切り替えると、LAN側IPアドレスは、192.168.11.100 に変わる
- ルーターモード時は、DHCPサーバー機能を持つ(192.168.13.2 から 64台)
- ゲストポート機能は、ルーターモード時もブリッジモード時も設定可能
- ダブルルーターになる場合には、注意が必要です
WMR-300の具体的な設定手順
ホテルなどの有線LANをWiFi化 : ルーターモード か ブリッジモード
まず、WMR-300をRESET(POWER/DIAGランプが赤く点灯するまで(約3秒間)ボタンを押す)。最初にルーターモードでつないでみる。だめなら、ブリッジモードにしてみる。
- まず、ルータモードで
- 上位ルーター(客室LAN端子)とWMR-300とをLANケーブルで接続する。
- WMR-300の電源をOFFして、10秒してから再度電源をONする(念のため)。
- 端末(PCやスマホ)で、WMR-300のSSIDに無線接続する。
- これでだめなら、以下の方法で、ブリッジモードにする。
- ルーターモードからブリッジモードにする
- WMR-300と端末(PCやスマホ)とを無線接続する
- まずルーターモードで、端末のブラウザで192.168.13.1からログイン(admin / password)して、
- 設定画面に入り、「動作モード情報」で、ブリッジモードにチェックONする。
- 「ルーター機能を停止する」(ページ69/84)
- ブリッジモードに設定後のIPアドレスは、192.168.11.100 に変わる
- 「ルーター機能を停止する」(ページ69/84)
参考)