WXR9300BE6P(IPv6接続、Wi-Fi7、EasyMesh、10Gbps、LAN側1Gbpsに対応)の設定方法(バッファロー)
IPv6接続、Wi-Fi 7(IEEE802.11be)とEasyMeshと10Gbps(INTERNETポート)、1Gbps(LANポート)とに対応するバッファローのトライバンドWi-Fiルーター「WXR9300BE6P」。推奨利用環境は、戸建て3階建/マンション4LDK。端末台数/同時使用人数は、35台/12人。無線ルーター(親機)として設定する方法、中継機として設定する方法を説明。
SSID(2.4GHz)SSID(5GHz)SSID(6GHz)はWi-Fi 7(IEEE802.11be)にも対応している(当然、Wi-Fi6(IEEE802.11ax)にも)。
MLO(Multi-Link Operation、マルチリンクオペレーション)、Multi-RU(Multi-Resource Unit)に対応、
「ネット脅威ブロッカー2 プレミアム」(1年間の無料ライセンス付)も搭載。
端末(PCやスマホ)がWi-Fi7やWi-Fi6EやWi-Fi6に対応していなくても、無線ルーターとして使用することは可能。
型番のあとの/Dや/Nは、販売ルートが異なるのみ。製品本体の仕様は全く同じ。2024年10月発売。
WXR9300BE6Pの特徴
- Wi-Fi 7に対応 (3つの周波数帯を利用可能)
- 「Wi-Fi 7」とは? 飛躍的進化を遂げた新時代の通信
- SSIDの命名規則の変更
- 2.4GHz帯 : Buffalo-2G-XXXX
- 5GHz帯 : Buffalo-5G-XXXX
- 6GHz帯 : Buffalo-6G-XXXX
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- (6GHz帯のSSIDに接続する端末側もWi-Fi 6Eに対応している必要がある)
- (6GHzで動作するすべてのWi-Fi 6認定デバイスにはWPA3が必須です)
- (対応していない端末の画面には、6GHz帯のSSIDが表示されない)
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- WPA3(MLO有効)
- 2.4GHz帯 : WPA3による暗号化を利用する場合は、Buffalo-XXXX-WPA3
- 5GHz帯 : WPA3による暗号化を利用する場合は、Buffalo-XXXX-WPA3
- 6GHz帯 : WPA3による暗号化が必須 Buffalo-XXXX-WPA3
- 「ネット脅威ブロッカー2 プレミアム」搭載(1年間の無料ライセンス付き)
WXR9300BE6P の設定方法
WXR9300BE6P を親機として設定
- WXR9300BE6P 製品ページ
- 取扱説明書のページ (設定方法は以下を参照)
- セットアップガイド「ケース3 新規にWi-Fiルーターを使う場合」 を見て設定してください。
- 買い替えた場合でも、「ケース1、ケース2 今までのWi-Fiルーターと交換する場合」は実施しないのが得策です
- 「引っ越しガイド」
- 「スマート引っ越しを使う」「無線引っ越し機能を使う」
- 買い替えた場合でも、どちらも実施せず、新規に設定するのが得策です
- 理由1)「スマート引っ越し」の引っ越し元になれる機種が少ない。
- (「セットアップガイド」を読んでから「引っ越しガイド」を読むように)
- 理由2)無線引っ越し機能は、失敗することがあるらしい
- 理由3)iOS14以降のiPhoneやiPadで問題が出る可能性がある
- 理由1)「スマート引っ越し」の引っ越し元になれる機種が少ない。
- 買い替えた場合でも、どちらも実施せず、新規に設定するのが得策です
- 「スマート引っ越しを使う」「無線引っ越し機能を使う」
- 「アンテナ設定ガイド」
- 「ユーザーマニュアル」
- 「Wi-Fi EasyMesh での接続手順」
- 初期設定の方法
- IPv6接続
- 取扱説明書のページ (設定方法は以下を参照)
機器(スマホやPCなど)をWi-Fi接続するには
4つの方法がある(オススメは、暗号化キーを使う手動設定)
WXR9300BE6P を中継機として設定(EasyMesh機能を利用しない場合)
- WXR9300BE6Pを中継機としても使用可能
- 親機のEasyMesh機能を無効に設定
- 「詳細設定」「無線設定」「EasyMesh」の、「EasyMesh機能」を「使用する」チェックOFF
- 中継機として使用する方法(ページ21/226)2つの方法
- 「本体のボタンを押して設定する(WPSプッシュボタン式)」(ページ23/226)
- スマホかパソコンが必要です
- 「Wi-Fiルーターの暗号化キーを入力して設定する(手動設定)」(ページ24/226)
- 中継機の設定画面を表示し、中継機の接続設定をするために、LAN端子を持つパソコンが必要です
- 「本体のボタンを押して設定する(WPSプッシュボタン式)」(ページ23/226)
- WXR9300BE6Pを中継機として使用する場合、ほかのWi-Fiルーターへの対応状況は、
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- 参考)Wi-Fi中継機として接続できる商品の型番、台数、構成について
- WPA3未搭載の親機と手動設定する場合、以下の設定を推奨
- 無線LAN親機設定「接続時に中継機能の設定で動作する」チェックON
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- チェックONだと、親機のSSIDを引き継ぎます(親機と同じSSIDとなる)
- チェックOFFだと、親機のSSIDを引き継がず、中継機オリジナルのSSIDとなる
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- 無線の認証「WPA2 Personal」を選択 (「WPA2/WPA3」は選ばない)
- 無線の暗号化「AES」を選択
- 無線LAN親機設定「接続時に中継機能の設定で動作する」チェックON
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- 親機のEasyMesh機能を無効に設定
WPA3(Wi-Fiの新しい暗号化設定)での接続
- WPA3をサポートしない端末やOSでは、WPA3で接続できない。その場合は、WPA2用のSSIDに接続 する。
- iPhone11以降は、WPA3に対応。
- WPA2用のSSIDは、セットアップカードに記載のSSID
- (例:Buffalo-2G-XXXX、Buffalo-5G-XXXX)
- 参考)「バンドステアリング機能(ページ66/226)」「使用する」設定にすると(初期値は「使用しない」)、共通SSID(Buffalo-XXXX)になる
- WPA3用のSSIDの出荷時設定は、セットアップカードに記載のSSID末尾に「-WPA3」を加えたもの
- (例:Buffalo-6G-XXXX-WPA3)
WXR9300BE6P を中継機として設定(Easy Meshでの接続手順)
コントローラ―としての設定 と エージェントとしての設定
参考)購入するなら Amazon WXR9300BE6P
WXR9300BE6Pのファームウェア更新
- WXR9300BE6Pのファームウェアの最新版はVer.1.10以降(2025年10月17日現在)
Ver.1.10[2025/10/14] 【機能追加】 ・「JC-STAR」制度の適合基準★1(レベル1)に対応しました。 ・AirStationアプリ(Ver.3.4以降)で、下記の設定を行えるようにしました。 - インターネット接続設定 - SSID名、暗号化キーの設定 - ゲストポート設定 【仕様変更】 ・ファイル共有機能の初期設定ユーザーを、ユーザー名:guest、パスワード無し、から、 ユーザー名:admin、パスワード:<商品ラベルに記載された本体ログイン用パスワード>に変更しました。 バージョンアップした後にファイル共有機能を使用するときにユーザー名、パスワードの入力が必要となりますので注意してください。 ・本商品の設定画面、UPnP機能、ファイル共有機能は、LAN側のネットワークアドレスからのみアクセスできるように変更しました。 また、詳細設定画面[管理]-[システム設定]より、「異なるサブネットからの本商品へのアクセスを許可する」にチェックをつけることで、 この機能を無効にできますが、セキュリティーの低下を避けるためチェックをはずした状態で使用するようにしてください。 ・本体ログイン用パスワードに「password」を設定できないよう変更しました。 【機能改善】 ・MLO(マルチリンクオペレーション)で本商品にWi-Fi機器を接続したときの性能を改善しました。 ・セキュリティー強化のため、ファームウェアバイナリーの暗号化機能を変更しました。 本ファームウェアに更新後、ファームウェアバージョンが1.10未満のファームウェアに戻せなくなります。 ・NTPによる時刻取得ができない場合でも、ファームウェア自動更新機能が動作するよう改善しました。 ・Airstationアプリ、エアステーション管理ツール、ファイル共有機能で本商品にログインするとき、 パスワード入力を一定回数失敗すると、一時的にログインできなくなるように変更しました(回数はログインする機器によって異なります)。 ・MLOで本商品を中継機接続したときの安定性を向上しました。 ・NTP機能で時刻が取得できていない場合でも、ネット脅威ブロッカー2の機能が動作するよう改善しました。 【機能修正】 ・以下の条件をすべて満たす場合、MLOで本商品にWi-Fi機器を接続できない問題を修正しました。 - EasyMeshを無効にしている - 6 GHzのSSID1を無効にしている ・パストラバーサルの脆弱性を修正しました。 ・設定画面の表示を一部修正しました。 ・本商品を中継機モードにした場合、本商品をWPSでWi-Fiルーター(親機)に接続できないことがある問題を修正しました。 ・本商品をOCNバーチャルコネクトに接続した場合、一時的にインターネットにつながらなくなることがある問題を修正いたしました。 ・本商品の設定によっては、詳細設定画面[管理]-[システム設定]-[LAN側アクセス制限]で、 [異なるサブネットからの本商品へのアクセスを許可する]を選択しても動作しない問題を修正しました。 ・ネット脅威ブロッカー2のプッシュ通知/リモートアクセスが動作しないことがある問題を修正しました。 ・AirStationアプリのセキュリティー画面で一部イベントログが正しく表示されないことがある問題を修正しました。
Ver.1.05[2025/01/08] 【機能追加】 ・AirStationアプリ(Ver.3.2以降)で、下記の設定・表示を行えるようにしました。 - SSIDの暗号化キー情報の表示 - Wi-Fi接続用QRコードの表示 - 管理パスワードの変更 ・AirStationアプリ(Ver.3.2以降)で、ホーム画面から「設定画面を表示する」をタップした際、 AirStationアプリでログインしていれば、もう一度ユーザー名、パスワードを入力しなくても設定画面を表示できるようにしました。 【仕様変更】 ・本商品を中継機モードにして別のWi-Fiルーター(親機)とWi-Fi接続している場合、本商品のWIRELESSランプが白色に点滅する仕様でしたが、 点滅しない仕様に変更しました。仕様変更前の詳細は【こちら】を参照してください。 【機能改善】 ・MLOが有効のSSIDでも隔離機能およびプライバシーセパレーターが設定できるよう改善しました。 【機能修正】 ・v6プラスサービスへ接続時の動作を調整しました。お客様の操作や通信に影響ありません。 ・DHCPサーバーからIPアドレスを自動取得している場合、「インターネット@スタートを行う」を選択しても インターネット回線の自動判別に失敗し、インターネットに接続できないことがある問題を修正しました。 ・EasyMeshでメッシュネットワークを構築したときの安定性を向上しました。 ・設定画面の表示を一部修正しました。
Ver.1.01[2024/11/08] ・WPA3をサポートしていないWi-Fiルーターを引っ越し元にしてスマート引っ越しで引っ越しすると、 本商品の2.4GHzおよび5GHzのSSID2(WPA3)が動作しない問題を修正しました。 Ver.1.00[-] 初版
無線ルーター(親機)としての設定方法
無線ルーター(WNR、WXR、WSR、WHR、WCR、WZR、WTR、WRM)の設定方法、つながらない対策(バッファロー)
IPv6接続(v6プラス,IPv6オプション,transix,OCNバーチャルコネクト,クロスパス,v6コネクト)の設定方法(バッファロー)
参考)
IPv6接続(v6プラス、IPv6オプション、OCNバーチャルコネクト)でポート開放する方法と注意点(WNR、WXR、WTR、WRM、WSRシリーズ)(バッファロー)
WXR18000BE10P(IPv6接続、Wi-Fi7、EasyMesh、10Gbps、LAN側10Gbpsに対応)の設定方法(バッファロー)
WSR6500BE6P(IPv6接続、Wi-Fi7、EasyMesh、2.5Gbps、LAN側1Gbpsに対応)の設定方法(バッファロー)
他社のWi-Fi6E対応、Wi-Fi7対応の機種
TP-Linkの無線ルーターArcher BE550(IPv6接続、Wi-Fi7、EasyMesh、2.5Gbps、LAN側2.5Gbpsに対応)の設定方法
NEC Aterm WX7800T8(IPv6接続、Wi-Fi6E、WPA3、メッシュ中継、1Gbpsに対応)の設定方法
NEC Aterm WX11000T12(IPv6接続、Wi-Fi6E、WPA3、メッシュ中継、10Gbps、LAN側10Gbpsに対応)の設定方法







